
試合概要
日時: 8/18 AM2:00〜(日本時間)
会場: Caesars Superdome, New Orleans, LA
観客数: 70,038人
欠場者
The following players will not participate in #JAXvsNO:@farahandfarah | #DUUUVAL pic.twitter.com/Fbw0s9r4F7
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) 2025年8月17日
Dennis Gardeckはまだ間に合わず、新たにDyami Brownが欠場となりました。怪我の報道はありませんが、なんででしょうか。他のスターターは健康なら出ているので一人だけ休ませる理由はないと思います。怪我だとしたら軽いものだといいですが…
試合結果
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| JAX | 7 | 10 | 0 | 0 | 17 |
| NO | 0 | 3 | 6 | 8 | 17 |
試合の流れ
| 1Q | |||
|---|---|---|---|
| 9:50 | JAX | TO | T. Lawrence Fumble Recoverd by V. Broughton |
| 2:33 | JAX | TD | T. Lawrence→P. Washington 7yd Pass |
| 2Q | |||
| 7:25 | NO | FG | B. Grupe 51yd |
| 3:21 | JAX | TD | B. Tuten 3yd Run |
| 0:00 | JAX | FG | C. Little 53yd |
| 3Q | |||
| 11:07 | NO | FG | C. Smyth 23yd |
| 5:15 | JAX | TO | N. Mullens→J. Cephus Intercepted by J. Ford |
| 0:17 | NO | FG | C. Smyth 40yd |
| 4Q | |||
| 4:44 | NO | TO | S. Rattler→M. Tipton Intercepted by K. Lovely |
| 0:21 | NO | TD | S. Rattler→D. Pettis 20yd Pass (2PT Succeeded) |
| 0:09 | JAX | TO | S. Henigan→C. Brayboy Intercepted by J. Sanker |
全体の印象と課題点
先発オフェンスが見せた進歩
Liam Coenが率いる先発ユニットは、前週と比べて格段にクリーンなプレーを披露しました。Lawrenceは1TDを含む高いパスの精度を示し、ドロップとスクランブル時の投げ捨ての他はほぼ完璧な内容でした。ただレッドゾーンでClevelandに足を踏まれ、それでもハンドオフをしようとしてファンブルしロストするというシチュエーションがあり、それは明確な反省点でした。
ランで96ヤード(うち前半69ヤード)を獲得し、ラン/パスのバランスも良かったです。現地メディアも「3rdダウンを更新し、OLがLawrenceに十分な時間を与え、走るレーンを開いた。反則もなくクリーンだった」と評しました。
ディフェンスの目覚め
先発ディフェンスはNOオフェンスを21ヤードに封じ、Wingardのサック、WalkerとSmootのスタントによるインテンショナルグラウンディング誘発でリズムを掴みました。メディアも「第1戦では生命力がなかったディフェンスが今回は目を覚ました。パスラッシュが蘇った」と述べ、チームの進歩を高く評価しています。
ただし後半はバックアップ中心になり、特にセカンダリーが崩れ、終盤に同点に追いつかれました。Coenは「終盤の締め方を学ばなければならない」と反省しています。
反則の改善
初戦で多発した反則は、この試合では前半1回5ヤード(Monheimのフォルススタート)のみ。2シリーズ目ではオフェンスの流れが途切れることなくTDまで持っていけました。これについてCoenも満足感を示しています。ディフェンスについても後半にDPIを含む2つの反則があったものの比較的クリーンにできていました。
ターンオーバー
一方、ターンオーバーの課題は依然としてあります。上述のLawrenceのファンブルに加え、バックアップQBのNick Mullensが敵陣15ヤードくらいで、Seth Heniganが逆転ドライブでそれぞれインターセプトされています。特に全てのプレーが得点に関わる部分であり、このクリティカルな状況でのターンオーバーはモメンタム的にも持っていかれかねません。ここは明確な修正ポイントです。
終盤の判断
上のHeniganのインターセプトにつながりますが、残り21秒、敵陣42ヤードでCam Littleなら十分FGが狙える位置にありながらランで時計を進めずパスを選択、その結果パスが弾かれてインターセプトで試合終了、下手したら1秒残って勝ち越しFGを決められるところでした。非常に後味の悪い結末となり、レギュラーシーズンやプレーオフなら違う選択肢をとったかもしれませんが、シチュエーションフットボールの教訓として今後に活かしてもらいたいです。
📈Stock Up
QB Trevor Lawrence
パス成功8/10、76ヤード、1TD、QB rating 131.7とBTJのドロップ、投げ捨て以外は失敗はありませんでした。ポケット内でも落ち着いており、Coenのシステムに順調に適応しつつあります。
WR Parker Washington
HunterとBrownが欠場する中でしっかりインパクトを残しました。7ヤードのTDを含む複数のキャッチを記録し、キャンプでの好調を維持しています。
Turn it up to 11! 🔊@CPW11_ | #JAXvsNO on CBS47 pic.twitter.com/AqQKRLdsY6
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) 2025年8月17日
TE Brenton Strange
Lawrenceの信頼できるターゲットとして、2度の3rdダウンコンバージョンでキャッチを成功させています。またランブロックでも持ち前の能力をしっかり発揮していました。
OL全体
この日は相手DLが2枚目だったのもありますが、OLは堅牢でした。特に昨年完全に崩壊していたランブロックに関しても大きく改善を認めました。しかもCoenも言っていたようにAnton、Edogaが不在でもパフォーマンスが落ちていなかったというのも良かったところです。Antonの代わりにRTで出たFred Johnsonもところどころ怪しいところはあるものの、PHIで見てた通り控えとしては申し分ありません。ところでEdogaの名前が出ていましたが、RGのスターターはMekariからEdogaになったのでしょうか。
そして2ndチームも大きく崩れることはありませんでした。特に7巡ルーキーのJonah Monheimは正直パワーの面で心配なところはあるものの先週から引き続き安定しています。Fortnerがトレードされたことからもおそらく彼の方がセンターとしてもガードとしても序列が上回ったということではないでしょうか。気になるのはMilumです。一瞬出たもののその後いなくなりました。怪我でなければいいのですが…今のところ情報は出ていません。
RB全体
全体としてよかったです。Coenのスキームにうまく適応しており、ラン、パスともに好印象でした。Tutenも力強いランでTDまで行きましたし、個人的にはAllenのパスプロはすごく良かったと思います。ブリッツをうまくピックアップしていました。おそらくここは4人決まりでしょう。残念ながらJa’Quinden JacksonはPSですね。
Keni-H Lovely
契約してわずか数日の彼ですが、素晴らしいインターセプトを記録しました。ゴール前で集中しており非常にいい反応を見せました。出場機会がわずか10スナップということもありまだ評価は難しいですが、もしかしたらRosterにも残るかもしれません。
What a Lovely INT 🥹#JAXvsNO on CBS47 pic.twitter.com/Jdv1cCwoHZ
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) 2025年8月17日
📉Stock Down
CB Doneiko Slaughter
今年のUDFAのうちの1人ですが、後半やられたのはほぼ彼です。6回中4回成功、108ヤード、QB rating 149.3でした。ちなみに相手が運良くドロップしたものもあるのでそれも含めればもっとひどかったです。残念ながら53人どころかPSにも残れないのではないでしょうか。
❓Questionable
控えQB
Mullensはスタッツとしては14/17、112ヤード、1INTとパス成功率自体は高く、比較的順調に進められている部分もありましたが、3Qの無理な中央への投げ込みでのインターセプトは判断、ボール共によくなかったですね。
期待していたHeniganですが、またもや出番は最後の21秒のみとアピールの場面が限られました。その中でもMorrisに投げ込んだ23ヤードのパスは逆転に繋がる素晴らしいパスでした。しかし、すでにLittleのレンジに入ったにも関わらず、直後のプレーでしっかりカバーされているBrayboyにほぼ決め打ちで投げてしまいインターセプトされました。プレッシャーで焦ったわけでもなかったようですし、このリスクを考えればAllenに投げるのが良かったような気がします。コールにも問題はあったかもしれませんし、あくまで結果論ではありますが、これをいい勉強と思って成長してもらいたいです。
CB Christian Braswell
Hunter、Campbellが出場しない中でスターターとして出場しましたが、最初は特別問題ないようでしたが、45ヤードくらいのDPIをやってしまいましたね。やはり控えの1番手とするには不安が大きいです。
まとめと今後
昨季からの悪癖であった反則やドロップを改善し、先発オフェンスは2ドライブで10点奪うなど確かな前進が見えました。ディフェンスも第1戦の低調さから目を覚まし、パスラッシュと3rdダウンディフェンスで序盤はNOを圧倒しました。
一方でターンオーバーや試合終盤のゲームマネジメントには課題が残ります。Coenは「ピークは今に合わせるのではなく、開幕に合わせる」と語っているので、次回のMIAとの合同練習、試合を通してさらに調子を上げて開幕スタートダッシュを飾ってほしいです。