
水曜日にLiam Coenの会見が予定されていたようですが、体調不良によりキャンセルとなったため、現地木曜日にコーディネーターの2人に加えてCoenが会見に臨みました。30分以上の長い動画となっているため長いです。
※注意:以下は公式のプレスカンファレンス動画です。翻訳・要約はAIや翻訳ツールなども使いながら行っていますが、読みやすさや雰囲気を伝えるため、一部オリジナルの表現とは異なる箇所があります。
正確なニュアンスを知りたい方は、ぜひ動画本編をご覧ください。
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Liam Coen
1 シーズン最終戦に向けてのメンタリティを教えてください。 [00:00]
結局のところ、フィジカルな戦いをしてくる相手に対して1勝0敗を目指すということです。前回TENと対戦した時も一進一退の激しい試合でした。まだ先があるとはいえ、今はそこに集中すべき時ではありません。
2 このような大一番を経験していない若手選手たちの様子はどうですか? [00:17]
状況を深く考えすぎないことが、逆にプラスに働くこともあると思います。日々の、あるいは時間単位での成長に集中できています。今週の準備と実行に全力を尽くし、1勝0敗を目指すというメッセージを伝えています。
彼らが向上していることは十分に承知しています。特にランディフェンスはリーグでもトップクラスの数字を残していますし、オフェンスも得点力が上がっています。最後まで諦めないタフなチームです。
4 シーズンを通じてOLが怪我で揃わない中でもうまく機能してきたことはよく知られていますが、セカンダリーも同じ状況の中、毎週安定したパフォーマンスを見せているように思います。その理由は何だと思いますか? [1:47]
このグループは非常に無私の精神を持っていて、自分たちの価値を証明し、より多くのスナップを得ようと努力してきました。彼らが日曜日に得たチャンスは、自分たちの準備や練習の成果によるものです。Milus、Perkins、Drewたちは誰が出場しても対応できるように素晴らしい準備をしてくれました。Buster、Greg、Murray、Dewey、Jarrian、Braswell、Antonioなど、多くの選手が出場し、大きなプレーをしてきました。Jourdan Lewisは今は欠場中ですが、ほとんどの選手がシーズン中に重要な役割を果たしています。DBの人数は通常少なめですが、彼らは黙々と準備と練習を重ねています。Busterは先週だけで4つのPBUを記録しましたが、それはシーズン通してもなかなか見られない数字です。オフェンスルームとセカンダリーには、今年貢献してくれた選手の層の厚さという点で共通点があります。
5 Jeffery Simmonsは、今年対戦準備をした中で最も優れたディフェンシブプレイヤーだと思いますか? [3:41]
間違いなくトップレベルにいる選手です。彼はポジションを柔軟に動くので厄介です。あるプレーでは決まった位置にいますが、ベースディフェンスでは少し動き、明らかなパスシチュエーションではさらに移動してきます。彼は非常にパワフルで、大人の男たちをフィールド上で押し込む姿は本当に印象的です。Aaron Donaldと直接比較するわけではありませんが、私はかつて彼と毎日一緒にいて、彼が他の選手たちに何をしていたかを見ていました。そのときと同じような「これは別格だな」と思わせるものをJefferyにも感じます。彼のような“ゲームレッカー”に備えるには、チーム全体の準備が必要です。
6 これまでも対戦経験はあると思いますが、Dikeのようなトップクラスのリターナーに挑む際、どのような点にフォーカスしていますか? [4:40]
キックオフカバレッジに関しては先週の内容よりも確実に改善しなければなりません。担当する役割と責任において、もう少し規律を持ってプレーする必要があります。また、バランスの取り方、同じ足・同じ肩での当たり、ブロックをはがす力やブロックへの対応など、基本的なテクニックの精度も高める必要があります。今回対戦するスペシャルチームは、全体的によく指導されているユニットです。ですから、より高い規律と、ブロックを突破してプレーを決めにいくという強い意識が必要です。ただし、それをスキームの外で行ってはいけません。キックオフカバレッジの構造の中で、これまでシーズンを通して高いレベルでやってきたことを再現することが求められます。
精神的にも肉体的にもタフで、何よりもフットボールを心から愛している選手、それが出発点です。プロのフットボール選手であるということは、それだけで多くの要素を含んでいます。我々はチームとしての一体感を最も大切にしていますが、個々の選手はそれぞれ異なる背景を持ち、そのチームの中で異なる形でフィットする必要があります。ただし、日々どう行動すべきか、チームや仲間を第一に思うべきだという「基準」は変わりません。シーズン中には必ず逆境があります。1週間で先発を外されたり、逆に復帰したり、試合に出たり出られなかったり、好調な試合もあれば不調な時もあるでしょう。そうした浮き沈みに耐えることが「メンタルの強さ」であり、我々が求めているのは、そういった変化の中でもブレずにやり抜ける選手です。
8 Spencer WhippleがTrevor Lawrenceや、あなた、Grantとの関係で見せている働きぶりについて、特に印象に残っている点は何ですか? [7:08]
Spenceとは大学時代からの長い付き合いで、UMassの公式訪問でも私がホストを務めました。彼は私やコーチ陣にとって非常に重要な存在です。「冷静・クール・落ち着き(Calm, Cool, Collected)」という“3C”を体現していて、QBに求められる理想的な態度を持っています。私はそういうタイプではないので、彼がその中間に入ってバランスを取ってくれるのは本当にありがたいです。Trevorと私の間でのコミュニケーションや関係性においても、彼は感情の波に流されず、冷静に接してくれます。試合当日も、週を通しての準備の中でも、私の扱い方をよく理解してくれています。Trevorとの関係でも、彼らは非常に多くの時間を割いて一緒に取り組んでおり、それは簡単なことではありません。それはまずTrevor自身が成長を望み、挑戦を求めていること、そしてSpenceがそのために献身的に時間を使っているからこそです。試合でのパフォーマンスが注目されていますが、Spenceのコーチングの内容は何も変わっていません。そこを誇りに思っています。
9 Spencerのような人材が、表には見えないところで「適材適所」の要素としてどれほど重要なのでしょうか? [9:12]
非常に大きな要素です。一般的にはヘッドコーチやQB、コーディネーターが注目されがちですが、実際には練習を運営するために多くのスタッフが関わっています。そうした裏方の支えがあるからこそ、QBやWR、RBなどが成功できるのです。1人や2人のコーチが原因で改善した、という単純な話ではなく、サイドごとの全スタッフが同じ目標に向かい、同じ認識を持ち、緊密にコミュニケーションを取る必要があります。シーズン中は困難やフラストレーションもつきものですが、このグループは毎週前を向き、選手たちに正しいメッセージを送り続け、モチベーションを保ち続けてきました。これだけ長いシーズンでそれを維持するのは簡単なことではありません。でも、時間が経つのが早く感じるのは、この仕事を情熱を持ってやれる仲間と一緒にやれているからであり、彼らが選手たちをしっかりとプッシュしてくれていることに心から感謝しています。
10 Trevorは今シーズン、ランでも過去最高の成績を残していますが、プレーが崩れたときに創造的に動く自由と、やりすぎないバランスについてはどう考えていますか? [10:56]
それが「プレーする」ということなんですよね。私は選手時代、決して世界一のアスリートではなかったですが、何も考えすぎず自由にプレーできたときの方が、自然と動きも良くなったことを覚えています。ボールは必要なときに自然と出るし、タイミングやリズム、予測が噛み合えば、それでいいんです。でも、選手には自分の“得意技”や“スーパーパワー”を活かしてほしい。それを制限して、「ここに投げなきゃダメ」「こうしなきゃ失敗する」と感じさせたくないんです。どんな状況でも、プレーを成立させられる感覚――それが大事です。パスルートが空いていようがいまいが、足の運びが正しかろうが間違っていようが、相手のブリッツを交わして何かを起こす。それこそがフットボールであり、戦術にばかりとらわれず、最終的には「選手がプレーを作る」ことに尽きると思います。
11 このシーズンが目まぐるしかったと話していましたが、今週が終わったら少し一息つく時間はありますか?それともすぐ次のことに切り替えるのでしょうか? [12:30]
正直、あまり時間はないと思います。でも、それがこのリーグの魅力でもあり、同時に謙虚さを教えてくれるところです。シーズンの終わりに本当に満足できる人は少なく、最後に“ビッグなもの”を手にしたチームだけが心から喜べるのが現実です。多くの時間と努力を注いでも、喜べるのは一つのチームだけ。そして、また一からやり直さなければいけません。どんな結果であっても、気持ちをリセットして次の週に臨む必要があります。先日、SeanがATL戦後に「このゲーム、この職業は本当に謙虚さを教えてくれる」と語っていました。勝っても負けても、再び立ち上がって次のゲームに備えなければなりません。誰も前の試合のことなんて気にしていない。重要なのは常に“次の試合”と“次のチャンス”なのです。
Anthony Campanile
1 怪我人が出てもパフォーマンスが落ちないセカンダリーの層の厚さについて、何が要因だと考えていますか? [13:53]
とても粘り強いグループです。選手同士で常に助け合っていて、ミーティングルームでは活発な対話が交わされています。MilusはCB陣を見事に指導していますし、セーフティー陣についてはAnthony Perkinsが素晴らしい仕事をしています。他にもDrew Lascariのように、若手に特に良い影響を与えているコーチもいます。彼らは練習前後の追加トレーニングなど、たくさんの“余分な”努力を積み重ねていて、それがしっかりと成果として現れています。このチームの選手たちは、私が今までいたどのチームよりもそうした追加作業に意欲的で、それがこのチーム文化になっています。もっとやることで上達する――つまり、フットボールはフットボールを通じて上手くなる。だからこそ、次の選手が出てきても準備ができているということです。
2 Jourdanは試合には出られませんが、リーダーシップという面でチームに貢献できる部分はありますか? [14:59]
間違いなくあります。シーズンの中でJourdanは様々な場面で、できる限りの方法でチームを助けてくれました。試合中でも、サイドラインで私のすぐそばにいてプレーコールを把握し、フィールドから戻ってきた選手たちに声をかけたり、プレーしていない選手にも積極的に話しかけたりと、常に集中してチームに貢献してくれています。それは選手の中でも、スタッフの中でも群を抜いています。また、Bill Sheridanについても触れておきたいです。彼はこのリーグでDCを務めた経験があり、DB陣にとって素晴らしい“もう一つの目”であり、貴重なリソースです。私自身にとっても大きな支えになっています。選手たちの成長は、彼ら自身の高いコミットメントと、我々が求めることを忠実にこなしてくれる姿勢、そしてコーチ陣のサポートによるものだと思います。
3 Jarrianの成長についてはどう見ていますか?以前「ゾーンカバレッジは一度もやったことがない」と言っていたこともありましたが。 [15:52]
今のJarrianの姿を見るのは本当に楽しいですし、彼はまだまだ伸び続けています。スタッフのミーティングでも話題に上がりましたが、彼はいつも最前列に座り、良い質問をして、しっかりノートを取っています。Jourdanは彼にとって素晴らしい手本であり、リソースだったと思います。Jourdanが加入して間もない頃から、Jarrianはたくさん質問していましたし、2人はとても良い関係、友情を築いています。Jourdanがここに来てからもJarrianは自分なりに“追加の努力”をしているのがよく見えます。他の選手にも言えることですが、彼は特にその姿勢が際立っています。チームの練習時間外にも、彼は個別に時間を取って技術練習に取り組んでいて、それが大きな助けになっています。
4 相手QBはルーキーですが、同じQBと2度目に対戦する場合、何が変わってくるのでしょうか?今季はこの最終週にして、初めて“同じQBとの再戦”になりますよね。 [17:01]
彼は本当に才能ある選手で、前回対戦した時点でもかなり成長していると感じましたが、それ以降さらに良くなっています。最近は多くの得点を挙げていて、判断力が非常に優れていると感じます。プレーを延長させながら、視線はしっかりとフィールドの奥に向けていて、大きなゲインを生み出しています。ラッシュをうまくかわしながら、常に前方へのパスを意識している点が印象的です。判断力の高さは特に目を引きます。また、ランゲームでも効果的に機能していて、Pollardも大きな役割を果たしています。OLが走路を作り出していて、彼はそのチャンスをしっかりと活かしています。全体として、非常にバランスの取れた攻撃を展開していると思います。
5 Camのようにプレーを延長させるタイプのQBに対して注意する点は? [17:55]
彼に対しては「プラスター(再カバー)」を徹底する必要があります。これは“視線の規律”の問題で、特にレッドゾーンではよく起きることですが、Camに関してはフィールド全体で起こり得ます。彼は自ら走ることも厭わず、それでダメージを与える力がありますが、同時に視線を前方に保ちながらプレーを延長させ、ビッグプレーにつなげてきます。そのため、ゾーンであってもマッチアップを明確にし、フィールド奥の選手を常に視野に入れてプレーし続ける必要があります。また、パスラッシュにおいても規律が重要です。ポケット内でステップアップされたり、外に逃げられたりすると、一気に危険な展開になります。こうした点を、今週は特に選手たちに強調して伝えています。
6 この数試合、3rdダウンディフェンス成功率40%未満に抑えていますが、その要因は何でしょうか? [18:50]
例えばDEN戦は、シチュエーション・フットボールにおいて選手たちが非常に良い仕事をした例です。その試合では必ずしも有利な「3rd & 7以上」が多かったわけではありませんが、ショートヤードの場面――「3rd & 2〜3」などで非常に良い守備ができていました。これは選手たちがそうした状況に慣れてきたことや、週ごとに変わるゲームプランをしっかりと理解し、練習やミーティングで学んだことを試合で実行できている証拠です。また、3rdダウンではモーションやオフェンス側のアジャストも多く起こりますが、我々の選手たちはコミュニケーションをしっかり取りながら対応できています。加えて、シーズン序盤には出場機会が少なかった選手たちが今では多くのスナップを経験しており、その積み重ねがプレーの質向上に繋がっています。
7 Antonio Johnsonが今シーズン見せている活躍についてどう評価していますか? [20:02]
Antonioには本当に感心しています。彼は多くの役割を担っていて、たとえば先週はLOS近くでのプレーが多く、そこで素晴らしい働きをしてくれました。さらに、ディープでのカバー、マンツーマン、アンダーニースのゾーンカバー、マッチアップなど、後方での対応にも非常に優れています。彼が試合に出るようになってからの成長は目覚ましく、シーズンを通じて着実に進化しているのがわかります。また、他の選手にも言ってきましたが、Antonioも“追加の努力”を惜しまない選手のひとりです。彼にとってフットボールは本当に大切なものであり、その姿勢が今の成果に繋がっているのだと思います。
8 Travon Walkerがランプレーでエッジを死守していることの価値は? [20:43]
彼は非常に多様性のあるプレースタイルを持ち、ランディフェンスにおいても非常にフィジカルです。チームメイトとしても優れていて、決してスキームの枠を勝手に超えるようなことはしません。常に自分の役割を全うし、フィジカルで激しさを持ったプレーをしてくれる、ランディフェンスでもその「ナスティーさ」が本当に価値あるものです。ブロックされてもそこに留まらずボールに向かって戻っていく、その姿勢に誇りを持っています。先日のIND戦でも、彼に対するブロックはあったものの、それを突破して大きなプレーを決め、相手をロングダウンに追い込む場面がありました。彼の存在によって、2ndダウンや3rdダウンを有利な状況にできていて、これは非常に大きな影響です。彼のようなリーダーがその姿勢を実践し、練習から徹底してくれることで、コーチとしてもその文化をチームに浸透させやすくなります。本当に理想的な存在です。
9 弟さんがConnecticutに進むことになって、どれくらいワクワクしていますか? [21:57]
最高にテンション上がってますよ。本当にうれしいですし、誇りに思っています。彼の行き先は食事もうまいエリアで、New Havenも近いですしね。あの辺は良い街なので、決断においてもそのあたりが少し影響あったんじゃないですかね。家族全員が喜んでますし、彼は本当に努力してきたので、その成果だと思います。心から楽しみです。
Grant Udinski
1 ルーキーのJonah Monheimがセンターとして出場していますが、彼の貢献度は? [22:23]
Jonahはフィールド上だけでなく、ミーティングルームやウォークスルーでも大きな影響を与えてくれています。彼のコミュニケーション能力、準備の姿勢は素晴らしく、毎週、毎日、変わらずに安定した取り組みを見せてくれる選手です。勤勉で努力家であり、準備だけでなくプレー中のフィジカルさや粘り強さ、プレーをやり切る姿勢も高く評価しています。チーム内でも、私自身はもちろん、共にプレーする選手たちも彼を高く評価しています。コミュニケーションの質も、我々の求める水準を維持していて、全員の意思統一に貢献してくれています。もちろん改善の余地はありますが、ルーキーでありながらこれだけのことをやり遂げているのは本当に素晴らしいことです。
2 若手の台頭において、Robert HainseyやTravis Etienneといったベテラン選手たちの存在はどう影響していますか? [23:11]
ものすごく大きい存在です。私もスタッフも、彼らがこのチーム文化にしっかりと順応し、支えてくれていることに本当に感謝しています。どれだけこちらが理念を説いても、実際にそれを“体現する”のは選手たちです。そして彼らが日々、グラウンドでその基準を実行してくれることで、ようやくチームの方向性が形になります。スターターからPSまで、ベテランがその姿勢を貫く環境では、他の選手も自然と同じように振る舞うようになります。それは伝染していくんです。そして何よりも素晴らしいのは、彼らが若手選手に対して時間を割き、細かなアドバイスやヒントを与えている姿です。Travis Etienne、Robert Hainsey、Trevor Lawrenceといった選手たちは、自分自身の課題も山ほどあるはずです。シーズン終盤で疲労も溜まっている中、それでも若手のために時間をかける――それは、彼らがどれだけチームメイトを大切にしているかの証であり、本当に特別なことだと思います。
3 LawrenceがParker Washingtonへプレッシャーを受けながらも37ヤードのパスを通したプレーで、彼が見せた“覚悟”についてどう感じましたか? [24:32]
あれは本当に特別なプレーでした。彼の“覚悟”、タフさ、ディフェンスを攻める姿勢がすべて表れていたと思います。ヒットを受けると分かっていながらも、あの場面でロングパスに挑んだ――まさにあのプレーはTrevorという選手を象徴しています。自己犠牲をいとわず、ヒット覚悟で立ち向かい、勝負どころで決め切る。そして味方にビッグプレーを与える。完璧なタイミングで、信じられないようなスローを決めてくれました。あのプレーは今後も何年にもわたって、他のQBたちに見せる教材として使いたいくらいの内容でした。それほど見事なプレーだったと思います。
4Trevor Lawrenceの成長を見守る中で、忍耐が必要だった時期はありますか? [25:18]
素晴らしい質問ですね。ただ、私たちはそれを“忍耐”という言葉で捉えていないかもしれません。というのも、Liamをはじめ、スタッフ、QBルーム、そして選手たち全員に「プロセスに対する強いコミットメント」があるからです。結果に左右されるのではなく、そのプロセスに忠実であり続ける――それが私たちの考え方です。良い結果が出ても、悪い結果が出ても、翌日も同じプロセスを継続するという姿勢です。それによって、「あと1週間様子を見よう」「あと1ヶ月我慢しよう」というような発想にはなりません。その都度、プロセス自体を改善しようと努めますが、そのプロセスに対する信頼と確信がチーム全体に根付いています。それはLiamが築いてきた土台であり、日々の取り組みに対する姿勢です。なので、“忍耐”というよりも、「今日も1日1勝する」「今日のプロセスを完遂する」というマインドが根底にあると思っています。
5 “結果”で評価される、という現実と、プロセス重視の姿勢をどのようにバランスを取っているのでしょうか? [26:38]
私たちの考え方としては、「正しいプロセスを継続的に積み重ね、改善していくことが結果を生む」と信じています。逆に、“結果”から逆算しようとすると、どこかで道を誤ると分かっています。例えば「12勝するぞ」とオフシーズンに目標を掲げるのは良いことですが、それを5月の火曜日に実現することはできません。週に2勝したいと思っても、それは実際には不可能です。だからこそ「今この瞬間に集中すること」が唯一の手段なんです。“結果”に注目したくなる気持ちは理解していますし、外部もそればかり話題にします。でも、我々の使命は「プロセスの改善と実行」であり、それに毎日取り組むしかないのです。だから選手たちも、そうしたマインドセットで日々を過ごしています。
6 レッドゾーンでのターンオーバーが2回ありましたが、そういったミスを引きずらないための秘訣は? [27:51]
非常に重要なポイントです。私たちが「今に集中する」という考え方を大切にしているのはそのためです。過去に囚われていては“今”で負けることになります。過去のプレーを引きずってしまえば、それが次のプレーに悪影響を及ぼし、1つのミスが2つのミスへと連鎖しかねません。だからこそ、たとえレッドゾーンでミスがあっても、そこから学び、すぐに切り替えて次のプレーに集中することが重要です。選手の中には、ターンオーバーやファンブル、ブロックミスなどを引きずってしまうことに慣れてしまっている人もいますが、私たちにはその“余裕”はありません。すぐに次のシリーズが始まりますし、ディフェンスがすぐにボールを取り返してくれるかもしれない。その時に備えて、選手もコーチも含めたオフェンス全体が「今に集中する」という意識を共有しなければなりません。
7 SweatとSimmonsという優れたインテリアディフェンダーに対してどのようにアプローチするのでしょうか? [28:48]
本当に大きなチャレンジになります。彼らの厄介な点は、「ダブルチームを当てたいけれど、全員にダブルチームを当てることはできない」ということです。しかも、たとえダブルチームを仕掛けても、それを突破してくる力を持っている。つまり、単純に人数を増やして対処するという戦略が通用しないんです。だからこそ、様々なランプレー、プロテクションスキーム、パーソネル、フォーメーションなど、あらゆるバリエーションを駆使して、彼らがもたらす“災害級”の影響をどうにか軽減しなければならないんです。
8 Trevorは今、キャリアで最も良いプレーを見せていますが、「彼は掴んだな」と思えた瞬間はありましたか? [29:25]
春の時期までさかのぼっても、小さな「その瞬間」はいくつもありました。たとえば、7対7の練習中にレッドゾーンでの場面がありました。Trevorがスローを決断したとき、ターゲットとなるレシーバーの前には5人ほどディフェンダーが立っていました。それでも彼は腕を振り始め、その目線によってディフェンダーを動かし、まるで“海が割れる”ようにその空間が開けて、完璧なタイミングでパスを通しました。その時「これはただ者ではない」と思いました。こうした瞬間は春の練習やキャンプ中にも何度もありました。だからこそ、日曜日にそれがまだ見えないときでも、私たちはプロセスへの信頼を失わないのです。彼と毎日やり取りする中で、ミーティングルームでも、彼が見ていることや判断の仕方、考え方の成長が伝わってきます。そして、最近では例えばハイクロスのパスのようなプレー――本当に息をのむような素晴らしいプレーも見せてくれていて、それは彼自身の才能と努力の成果です。正直に言えば、私たちのプロセスの賜物だと言いたいところですが、あれは彼の持っている力そのものですね。
9 デザインしたトリックプレーが試合本番では失敗する――あれはどれくらいガッカリするものですか?それが今後の判断に影響しますか? [31:10]
私たちはそれを“ガッカリ”とまでは捉えていません。どちらかといえば、「ターンオーバーしてしまったこと」に対する悔しさの方が大きいです。トリックプレーに限らず、普通のランやパスでインターセプトされても同じです。試合後やシーズンの終わりに、「あのプレーをやり直せたら」と思うことはあります。でも、トリックプレーがうまくいかなかったからといって落ち込むわけではありません。選手たちも「コーチがこのプレーを選んだのは、自分たちを信じてくれているからだ」と理解しています。確かにトリックプレーは通常よりもボールハンドリングや技術的な難易度が高くなりますが、練習でも楽しいですし、うまくいったときは非常に盛り上がります。すべてが成功するわけではないと理解していますし、普通のランプレーやパスプレーでも同じです。大きなリターンを狙うなら、それなりのリスクを受け入れる必要があるのです。