Jaguars Note

NFL Jacksonville Jaguars(ジャクソンビルジャガーズ)の応援ブログ

【2025 Press Conference】10/13|Liam CoenーOL、ラン、守備に見えた課題とはー

敗戦から一夜明けた現地月曜日にLiam Coenが会見に臨みました。
※注意:以下は公式のプレスカンファレンス動画です。翻訳・要約はAIや翻訳ツールなども使いながら行っていますが、読みやすさや雰囲気を伝えるため、一部オリジナルの表現とは異なる箇所があります。
正確なニュアンスを知りたい方は、ぜひ動画本編をご覧ください。

www.youtube.com


Liam Coen

Q 1 怪我人の状況について、最新情報を教えてください。 [0:00]
A Devin Lloydはふくらはぎの張りで現在も評価中です。メディカル的には出場可能とされていましたが、前半のみプレーし、ハーフタイム以降は張りが強くなったため、後半の出場を断念しました。コーチ陣で判断し、Ventrellを起用することにしましたが、彼は良いプレーをしてくれました。今後、Devinが次戦に出場できるかどうかをさらに検査して判断します。また、Quintin Morrisは内転筋の問題で評価中で、出場可否はまだ不透明な状況です。
Q 2 Devinはチームと一緒にロンドン遠征へ帯同する予定ですか? [0:54]
A 現在も検討中です。今日行われるいくつかの評価結果を見て、帯同させるのが最善かどうかを判断していきます。
Q 3 Brenton Strangeは今シーズン中に復帰できる見込みはありますか? [1:09]
A はい、復帰できると考えています。ただ、実際には週ごとの状態次第です。バイウィークがあることで多少回復に余裕ができるかもしれませんが、復帰時期についてはまだ不確定で、バイ明け以降になる可能性もあります。
Q 4 昨日の試合ではOLがやや苦戦していたように見えました。シーズン序盤のような状態に戻すには、どのような修正が必要だと考えていますか? [1:37]
A 相手のフロントが強力なのは分かっていましたが、ランのフィジカルさやパスプロテクションの面で、明らかに前線でのプレーがベストとは言えませんでした。手を出さずに受けに回ってしまう場面や、パスプロで押し込まれる場面が目立ちました。ただ、Jonahは良いプレーをしてくれたと思います。ラインの入れ替えが原因だという声もあるかもしれませんが、彼個人の出来は悪くなかったです。他の選手たちがその周囲でレベルを引き上げる必要があります。前線のプレーはすべての起点であり、昨日はその基準に達していませんでした。チップブロックなどの支援も検討しますが、最終的には選手たち自身もそのことを理解しています。場合によっては、週中にパッドを付けた練習を増やす必要があるかもしれません。特にショートウィークだったので体調を考慮しましたが、それでもランゲームでLOSを押し込むようなフィジカルなプレーを取り戻す必要があります。
Q 5 両タックルの支援について、これまでの5試合と比べて昨日はどれくらい増やしましたか? [3:13]
A 昨日もかなりチップブロックは使いました。ただ、相手がスタントやツイストを仕掛けてくると、チップがほぼ意味をなさない場合もあります。例えば、チップしようとしていたエッジラッシャーが内側に入ってきてプレッシャーをかけてくると、狙いが崩れます。また、後半に入ってからドロップバックのパスが増えたことで、プレッシャーを受けやすくなった部分もあります。良いポケットが作れたプレーもありましたが、全体としては相手に早くプレッシャーをかけられてしまいました。RBに対しては、チェックダウンに出る際に「カラー(相手のジャージ)」が見えたら必ずチップを入れるように教えています。それをガードの前で受け渡す意図もありますが、常に3テクに対してチップしろというのは現実的ではありません。さらに、過去にはチップを嫌がるタックルもいました。チップがあるとエッジラッシャーが逆にそれを利用して内側に仕掛けてくることもあるからです。実際、昨日もそのようなケースがいくつかありました。ですので、「支援」と「邪魔」のバランスを見極めることが常に重要になります。
Q 6 シーズン最初の4試合ではランが非常に効果的でしたが、最近は相手も対応してきたように見えます。特に強力なDL相手に、今後ランゲームをどう立て直していくつもりですか? [5:04]
A おっしゃる通りで、今週もまた非常に優れたフロント相手に大きなチャレンジになります。昨日の試合で少し違ったのは、相手が常にシングルハイでランを止めに来ていたわけではなく、シェルの形から守ってきたことです。後半にもう少しランを継続していれば、バランスを保てたかもしれません。例えば、ワンバックパワーで良いランが出た場面もありましたが、RTのイリーガルフォーメーションで取り消されてしまった。こうして、少し流れに乗れそうになるたびに、また後退してしまうという展開でした。今週に向けては、まず自分たちのアイデンティティを再確認し、重点的に取り組みたいランプレーを徹底的に練習して、試合で自信を持って出せるようにしたいと考えています。また、ブロックのコンビネーションの精度も高める必要があります。SEAのDLは、ダブルチームに対しても上手く対応してきて、片方のブロッカーにだけ当たって、もう一方をフリーにしてくる。その結果、ダブルチームが成立せず、本来ラインバッカーに上がるはずの選手が1対1の状況に戻されてしまう。そういったプレーの精度が、昨日は明らかに足りませんでした。最終的には、アンダーセンターとショットガンからのランをどのようにバランスよく使うか、その割合を見直す必要があります。そして、自分たちが得意とするランを優先的に実行して、相手ディフェンスにそれを止めさせるようにしなければなりません。とはいえ、それをやりきるためには、何よりもまず自分たちがしっかりと遂行する必要があります。
Q 7 Brian Thomasは昨日も素晴らしいプレーを見せた一方で、ドロップや中央での取り逃しなどもありました。現時点で彼のプレーに見られる波に対して、どれほどのフラストレーションを感じていますか? [7:09]
A 彼のプレーの不安定さについては、今のチーム全体に言えることで、良いときは非常に良い一方で、悪いときは極端に落ち込む傾向があります。今求めているのは、すべての選手において「一定のプレーレベル」を保つことです。誰でもミスやフィジカルなエラーはありますが、それによって試合の流れを変えてしまうほどの落差を生まないようにしたい。BTについても、私はまだ大きな信頼を置いていますし、彼は良いプレーをたくさん見せてくれています。昨日も本来ならビッグなタッチダウンがありましたが、ペナルティで取り消されてしまいました。彼自身も、あの3rdダウンのプレーは決めなければいけなかったと理解しています。僕たちコーチ陣の役目は、選手を成功しやすい状況に置くことです。つまり、今の段階で彼らが最も得意としていることに集中させ、逆に現時点で高いレベルでこなせていないことを無理にやらせないようにする。それを見極めて、最適なプレー環境を作るのがコーチングだと思っています。
Q 8 Wyattをローテーションに加えるのはいつ頃になりそうですか?彼の起用プランについても教えてください。 [8:33]
A Wyattはここ1週間ほどでショーチームでのプレーにも慣れてきて、徐々に快適に動けるようになってきました。今週は実戦的なリハーサルとして、もう少し多くのレップを与えていく予定です。一方で、Hainseyがインテリアでプレーできるかどうかも見極める必要があり、それによってWyattの役割も変わってきます。彼がガードかタックル、どちらで最もチームに貢献できるかを判断するつもりです。 今週は、単なるショーチームではなく、実際のユニットとともにクオリティの高いレップを積ませて、週末に向けてどのようにチームに貢献できるかを見極めたいと思います。怪我をしたときは非常に良いパフォーマンスを見せていただけに残念でしたが、今週から再び本格的に彼を稼働させていくつもりです。
Q 9 ディフェンスは要所でのストップは見せたものの、大きなゲインも許してしまいました。全体的にどのように評価していますか? [9:27]
A 問題はそこにあります。何度かロングパスを頭上越しに通されてしまいました。60ヤード級のプレーを2回も許すと、さすがに厳しい展開になります。SEAはプレーコールが非常にうまく、我々のカバレッジに対してピンポイントでショットプレーを当ててきました。ポストルートでの失点はもちろん、オーバールートでもCooperJSNにやられました。特にJSNには3ディープカバレッジでオーバールートを通されてしまいました。ポジティブな面では、ランディフェンスは狙い通りに機能し、3rdダウンも制しました。レッドゾーンでもランで来たプレーを止めてFGに持ち込むことができました。ただ、それでもビッグプレーを許してしまっては意味がありません。今の課題は、プレーコールの選択、あるいはプレーコールに対する遂行力のどちらにせよ、相手の狙いを事前に察知し、いつショットプレーが来るのか、どのタイミングでそれを防ぐべきかという点です。ここ2週間における我々の「アキレス腱」は、まさにこのビッグプレーへの対応だと感じています。
Q 10 4人だけでラッシュをかけている場面ではプレッシャーが足りない印象でしたが、今後どのように改善していくべきだと考えていますか? [10:53]
A プレッシャーをもう少しかけられるようにしなければなりません。ただ、相手のパスオフェンスはショットガンやドロップバックの場面ではボールのリリースが非常に早く、ショットプレーを狙う時はマックスプロテクション、つまりTE2人とRBが全員ブロックに参加している状態でした。昨日の試合では、そういった2人ルートのプレーに何度もやられました。ポストやオーバールートなど、コーナーが1対1で守らなければならない状況が多くありました。だからこそ、クラウド(セーフティのサポート位置)をどこに置くのかをもっと工夫して、相手オフェンスが予測できないようにする必要があります。そうしないと、コーナー側を狙い撃ちされてしまいます。マックスプロテクションに対して4人でプレッシャーをかけるのは非常に難しいという現実があります。ですので、ディフェンススタッフとしては、どうやってより多くのプレッシャーを生み出すかを検討しなければなりません。人員の使い方であれ、ブリッツのデザインであれ、何かしらの形で改善していく必要があります。
Q 11 QBには、もっと判断を早くするよう求めていますか? [12:07]
A そうですね、いくつかのプレーについては「もっと早く判断しておけば」という振り返りができると思います。例えば、1番目または2番目のリードが空いている場合は、迷わずそこに投げる。あるいは、スナップ前やボールを受け取った瞬間に「第1リードは厳しいな」と感じたら、すぐに次の進行に移れるようにしなければなりません。日曜の試合はポケット内がかなり荒れていたので、そこを踏まえたうえで、今後はリズムとタイミングを保ったまま、早めにボールを投げることがより重要になります。また、事前に見て「こっちは厳しそうだ」と思ったら、すぐに他のオプションに移行できるようにしなければなりません。それはQBとしての責任でもあり、判断力、タイミング、そして正確さが求められる部分です。もちろん、彼はオフスケジュールで素晴らしいプレーも見せてくれましたし、良い場面も多くありました。ただ、我々もレシーバーのルートや外側のプレーで彼をもっと助けなければなりません。相手はクラウドカバレッジを多用してきて、4人のパスラッシュだけでかなりのプレッシャーをかけてきましたからね。
Q 12 McVayと働き始めたとき、「これは考えたこともなかったが、自分の成長に大きくつながった」と感じたプロジェクトや指導はありましたか? [13:50]
A いや、それは本当に良い質問ですね。自分が長年任されていたプロジェクトは「パスプレーの図面作成」でした。アシスタントポジションコーチだった3年間、パス図面をすべて描いていました。その経験が、自分にとっては他のコーチ陣が得られないようなSeanへのアクセスにつながっていたと思います。図面を描くには、彼の口から直接、ディテールや正確なヤード数、ルートの深さ、なぜそのプレーなのかという「理由」を聞く必要があります。そのことで、1つのプレー、たとえば「スマッシュ」や「カール・フラット」など、誰もが使うパスプレーでも、細かい設計意図を深く理解できるようになりました。自分はその時、ほとんど発言することもなく、ただ彼の教えを聞いてホワイトボードで学び、映像クリップで具体例を見せてもらっていました。それらを図面としてまとめたり、コーチや選手たちに見せるための映像クリップを編集したりもしていました。地味で大変な仕事で、朝9時のミーティングに間に合わせるためにギリギリまで作業することもありましたが、それでもこの経験は非常に貴重でした。若手コーチにはよく「Visio(図面ソフト)を覚えろ、図面を描けるようになれば仕事に困らない」と言われますが、それは本当に正しいと思います。この機会が自分にとってとても大きかったですね。
Q 13 現在は誰かが図面を描いてくれているのですか? [16:02]
A 今はTyler Tettletonが描いてくれています。
Q 14 ロンドンには早めに出発するようですが、その判断について教えてください。選手たちはチームの団結につながると前向きに捉えているようです。 [16:07]
A 私自身、これまで早く出発するパターンと、現地時間に合わせてギリギリまでアメリカにいるパターンの両方を経験してきました。今回はオフシーズンの段階で「新体制として、チーム全体で長く一緒に過ごす機会を持てるのではないか」と考え、早めに行く選択をしました。ちょうどタイミングよく、厳しい敗戦を喫した直後ということもあり、チーム全体で困難に向き合ういい機会だと思っています。ロンドンは新しい環境ですが、このチームは過去にもこの遠征を経験していますし、オペレーションやトラベル面での準備が非常に整っているので、安心して決断できました。現地の天候やフィールド、環境に早く順応するという意味でも意義があると思いますし、オフシーズンに選手たちと話をした際にも、早めに現地入りするほうが良いという意見が多かったです。スポーツサイエンスの観点からも様々な要素を比較検討し、最終的には「このタイミングでチームとして一丸になるのに最適な機会」と判断しました。バイウィーク前のこの時期に、しっかりと結束を深める絶好のチャンスだと思います。