
試合概要
日時: 2025/9/22(Mon) 2:00(日本時間)/2025/9/21(Sun) 13:00(現地時間)
会場: EverBank Stadium, Jacksonville, FL
観客数: 58,161人
欠場者
JAX
#HOUvsJAX Inactives pic.twitter.com/VAHpEcqzUK
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) 2025年9月21日
なんの疑問もないですね。今後を考えると少しSaundersは気になります。
HOU
Our inactives for #HOUvsJAX ⬇️ pic.twitter.com/HOn4klb7Do
— Houston Texans (@HoustonTexans) 2025年9月21日
主力には特に影響なさそうでした。
試合結果
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| HOU | 0 | 3 | 0 | 7 | 10 |
| JAX | 7 | 0 | 3 | 7 | 17 |
Everything's bigger in #DUUUVAL!@net_acr | #JAXvsHOU pic.twitter.com/hWNj1tu3gr
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) 2025年9月21日
試合の流れ
| 1Q | |||
|---|---|---|---|
| 6:40 | HOU | FG | K. Fairbairn 52yd FG Failed |
| 2:06 | JAX | TD | B. Tuten 1yd Run |
| 2Q | |||
| 6:54 | HOU | FG | K. Fairbairn 27yd FG |
| 3Q | |||
| 6:23 | JAX | FG | C. Little 39yd FG |
| 1:11 | JAX | TO | C. Little 47yd FG Failed |
| 4Q | |||
| 13:48 | HOU | TO | C. Stroud→D. Schultz Intercepted by J. Lewis |
| 9:33 | JAX | TO | T. Lawrence→P. Washington Intercepted by J. Pitre |
| 9:17 | HOU | TO | C. Stroud→N. Collins 50yd Pass |
| 3:58 | HOU | TO | N. Collins Fumble Recoverd by D. Lloyd |
| 1:48 | JAX | TD | T. Etienne 10yd Run |
| 0:27 | HOU | TO | C. Stroud→C. Kirk Intercepted by A. Johnson |
全体の印象と課題点
お互いオフェンスがひどい
向こうのオフェンスは昨年から不調であり、今シーズン開幕後も似たような感じか、むしろそれ以上に悪いように見えました。OLも補強に失敗しており、ルーキーも振るわず。OCも革新的なところは見られず、といった感じでした。対するこちらも全然ダメだったので、お互いが見ててイライラする、そんな試合でしたね。
堅守、そしてターンオーバー
そんな不調なオフェンス相手とは言え、Tysonのミスで一発TDを除いてほぼシャットアウトしました。また、2回のインターセプト、1回のファンブルリカバーによる3ターンオーバーを記録。
今年のターンオーバー数を9に伸ばし、リーグトップとなっています。そしてなんと驚くべきことですが、開幕3試合目にして、昨年17試合のターンオーバー数と並びました。
Jaguars Takeaways
— NFL on CBS 🏈 (@NFLonCBS) September 21, 2025
Entire 2024 season 9
Through 3 games in 2025 9 pic.twitter.com/kFL0GAUcjC
ちなみにディフェンスでは8個だったとのことで、そういう意味ではすでに昨シーズンを超えています。昨年がいかにひどかったのかも同時にわかりますね。
ドロップ祭り再び
とんでもないドロップ祭り。PFFによれば今試合だけでも4人(Washington、ETN、Long、BTJ)で5つのドロップを記録し、今シーズンすでに13個。これはリーグでもワーストであり、次点はDALの9とのことで大きな差をつけています。そして、PFRのデータによれば、今年はドロップ率12.9%でリーグワーストを走っています。
😬😬😬 pic.twitter.com/ii4fym4epv
— Nash Henry (@NashJagsNats22) 2025年9月23日
昨年からコーチ陣、特にWRコーチが替わり、ターゲットも何人か替わっている中でも変わらぬドロップ率。これはLawrenceが悪いのでしょうか。そしてこれが改善される日はくるのでしょうか。これを繰り返す限り今回のような接戦では落とす確率が高くなります。どうすればいいのかわかりませんがどうにかなってほしいです。
ペナルティ多発
またしてもペナルティが多かったです。9回70ヤードは大きいですね。イリーガルシフトも以前に比べれば減っていますがありました。せっかくの流れを完全に断ち切るのでそろそろ直してほしいです。とはいえ、前回よりは減ってますしきっと後半には落ち着いてくれるはず。
📈 Stock Up
Jourdan Lewis
実質今日の主役です。PFFによればスタッツは以下の通り。
Jourdan Lewis vs the #Texans (@PFF)
— Daniel Griffis (@DanDGriffis) 2025年9月22日
- 3 RECs
- 8 TGTs
- 4 Yards
- 1 INT
- 6.3 NFL Rating
pic.twitter.com/1k7FrBC401
一部抜かれている場面もなくはないですが、安定の働きでした。このインターセプトもゾーンカバーからうまくやってくれたと思います。
獲得したFAがしっかり活躍してくれるというのは本当に嬉しいですね。ロッカールームでも多大な影響を与えていそうです。特に彼についてはGladstoneが一番欲しかった選手とのことですし、見る目もあるということが証明されています。FAに流してくれたDALにも感謝ですね。
Travis Hunter
この試合はオフェンス37、ディフェンス43でトータル80スナップに出場しました。言われていた通りディフェンスでの比重が多くなりましたが、Dyamiのケガで想定よりオフェンスでのスナップが増えたかもしれないですね。
まずオフェンスでは2ターゲット、1レシーブ、21ヤードとほとんど目立つ場面はなかったものの、一度だけ彼らしいYACを稼ぐプレーが出ましたね。今後こういったプレーが増えてくるのが楽しみですね。
POPPIN'@TravisHunterJr | #HOUvsJAX on CBS pic.twitter.com/gUREpO5J5M
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) 2025年9月21日
そしてディフェンスでは4ターゲット、4レシーブ、48ヤードとスタッツ上はかなりやられている感じですが、しっかりつけている感じがしました。少なくとも抜かれるような場面はなかったと思います。
Top of the screen. Good coverage by Travis on that 3rd down stop. https://t.co/rRL0fI6keH pic.twitter.com/hPUR3AcB0Z
— DELFONIK (@djDELFONIK) 2025年9月21日
Travis Hunter with lockdown coverage on Christian Kirk pic.twitter.com/HgBnEk68lM
— Billy M (@BillyM_91) 2025年9月22日
ランでも積極的にプレーしており、いいストップも見られています。
Look at Travis Hunter getting active in the run game! pic.twitter.com/yTFWcWMjmz
— JP Acosta (@acosta32_jp) 2025年9月22日
もちろん1巡2位で指名したことを考えればもちろん物足りないですが、なにせ前例のないことに挑戦しているため、目先のスタッツよりもいい起用方法を探りつつ徐々に見せ場を増やしてくれるといいかなと思います。
JHA & パスラッシャー
ディフェンス全体として終盤は早いタイミングのプレーが多かったからかそこまでプレッシャーがかからなくなっていましたが、途中までは非常によくプレッシャーがかかっていました。試合全体ではJHAとWalkerの6つずつのプレッシャーを始めとして20ものプレッシャーをかけ続けました。
#Jaguar Pressures vs #Texans | @PFF
— Daniel Griffis (@DanDGriffis) September 22, 2025
6- Josh Hines-Allen
6- Travon Walker
2- Maason Smith
2- Devin Lloyd
2- Arik Armstead
1- Wingard, Hamilton
そしてJHAは終始相手のルーキーLTに対して優位を維持し続けていました。インターセプトに繋がったシーンも彼のプレッシャーからでしたね。またランディフェンスでもしっかり見せ場を作っていました。サック数こそあまり稼げていませんが、今のところ満足いく働きかと思います。
And because of all the fits JHA gave Ersery with his bull rush, his half-sack he shared with Armstead was a direct build off that. Watch Ersery (#79) and his feet. He's thinking bull rush so his feet stop, and Hines-Allen superman cross-chops him into a quick win https://t.co/uVf4NlVPh4 pic.twitter.com/jWZHEe7KU4
— JP Acosta (@acosta32_jp) September 22, 2025
Josh Hines-Allen walking Ersery back into CJ Stroud to force this incompletion. JHA's bull rush gave Ersery fits on Sunday pic.twitter.com/XUfL1o8vov
— JP Acosta (@acosta32_jp) September 22, 2025
Giving up an instant pressure on max protection seems unideal pic.twitter.com/sTEjBf5qid
— JP Acosta (@acosta32_jp) September 22, 2025
Josh Hines-Allen split sack with Armstead. pic.twitter.com/mFL2e1R6TY
— Fitz (@LaurieFitzptrck) September 21, 2025
Josh Hines-Allen bull rushing the LT right into CJ Stroud pic.twitter.com/tmOjDQHTQO
— Fitz (@LaurieFitzptrck) September 21, 2025
Devin Lloyd
パスラッシュ、パスカバー、スクリーン対応、ランストップとオールラウンドに活躍しました。ファンブルリカバーも決めてましたね。特にパスラッシュについてはカレッジから評価されていた部分でしたが、今まではほとんど使用されていませんでした。今年はCampanileがかなり積極的にブリッツを入れているのでパスラッシャーとしての活躍も見れると期待しています。
I’m starting a new series where a highlight a free agent for 2026 each week. My first selection for the yr is Devin Lloyd. Lloyd is a free agent after this season because the Jags declined his 5th yr option. We saw 5 FA LBs sign for double digit APYs last yr, and Lloyd is up next pic.twitter.com/SObA6qWujo
— Daniel Salib (@salibdaniel1) 2025年9月22日
5年目オプションはLBというポジションもあり破棄されており、今年がラストイヤーとなる可能性が高いと思われていますが、この存在感が続けば契約延長もあり得るかもしれません。もともと身体能力も高くポテンシャルはある選手です。なんとか花開いてほしいですね。
Antonio Johnson
Savageがリリースされたことで3rdセーフティとして起用が予想されていましたが、今回の試合でほぼ初めてディフェンスでのスナップを記録し、目立つ場面は多くありませんでしたが、最後の最後に値千金のインターセプトを決めました。
The #Jaguars have THREE takeaways in all THREE games this season. (7 INTs, 2 Fumbles)
— Daniel Griffis (@DanDGriffis) September 21, 2025
The #Jaguars have already surpassed the eight defensive takeaways from last season.
pic.twitter.com/JQSg2CQ4HP
もちろんこれだけでどうかはわかりませんが、少なくとも出場してすぐに結果を出したのはいいことです。今後にも期待です。
Anton Harrison
あのEDGEを相手に許したプレッシャーは1、サック0と安定したパフォーマンスを見せてくれました。なお、ここまで3週間でプレッシャーはわずか2つでPFFのPass Blocking EfficiencyはOL全体の5位タイです。ランブロックには課題があるも成長は見られます。逆サイドのWalker Littleの方が心配ですが、ちょっと様子を見ましょう。
Some Anton Harrison vs. the Houston Texans
— John Shipley (@_John_Shipley) September 23, 2025
Harrison was credited by PFF with 1 pressure allowed. He has allowed 2 pressures through the first three weeks pic.twitter.com/2378NDoFUw
📉 Stock Down
WR全般
Washington含めドロップが多すぎます。Lawrenceが悪い点もあると思いますが、あまりにひどい。信頼できるのはもはやStrangeだけ、という感じでした。5つとなっていますが、体感もう少しあった気がします。Lawrenceとしっかり合わせて練習してください。
Cam Little
全く実力は疑っていないのですが、まさかの47ヤードの彼にとってはイージーなはずのFGを外してしまいました。確かにCoenが判断に迷ったせいか準備が不十分だったかもしれません。それでもCamなら余裕で決めてほしいのです。60ヤード以内なら自動で3点というくらいでなきゃ困ります。この程度で崩れはしないと思いますが少し心配です。
❓Questionable
Trevor Lawrence
パス成功率50%(20/40)、222ヤード、0TD、1INTとお世辞にもいいとは言えないパフォーマンスでした。ちなみにもしドロップをしなければ25/40で62.5%なので最低限という感じでしょうか。Lawrence本人も会見で言っていましたが、あのインターセプトはひどかったですね。投げた瞬間あるいは投げる直前にインターセプトがわかりました。今年は投げ捨てができるようになったと思っていましたが、悪い癖はまだ抜けていないようです。
ただ、よかった点としては最後の勝ち越しに繋がったシーン。Coenはランプレーをコールしましたが、しっかりカバー0を読み取り、プレーを変えて見事にBTJに一発を通しました。これは評価せざるを得ないでしょう。間違いなく成長は見られるのですが、もう少し安心して見られるようになってほしいですね。彼の完成形としてはゲームマネージャーという感じなのでしょうか。当初の期待とは遠いですが、大きな開花よりこういったリスクを減らしてもらうのを期待した方が現実的なのかもしれません。
Brian Thomas Jr.
いや、本来の彼の姿からすればまだまだ全然ダメなんです。ただ今の彼だと基準がかなり低いのでこちらにしました。
最初は1stダウンを獲得し復調の兆しを匂わせるも結局はドロップで先週と同じ。ただ、最後の最後に試合を決定づけるレシーブを見せたので唯一そこだけが評価のポイントです。このレシーブが復調のきっかけとなってくれるとよいのですが…
They go back to BTJ over the middle. He catches it and he gets 46 yards on the play. He needed this so bad!! pic.twitter.com/uN20cvZP5Y
— Fitz (@LaurieFitzptrck) 2025年9月21日
Tyson Campbell
高額な選手ではありますが、スぺなのと、パフォーマンスも何とも言えないCB1。今回はCollinsに対して完全なやらかしをしてタッチダウンを献上しました。
Busted coverage, Nico Collins is wide open, 50 yard touchdown. pic.twitter.com/fAvuQH4lfk
— Fitz (@LaurieFitzptrck) September 21, 2025
ダブルムーブにうまく引っかかりましたね。タイミングとしてはターンオーバー直後で一発を狙ってくるのはある程度予想もできるのではないかと思いますし、浅いところにはセーフティもいたのでそこまで食いつかなくてもよかったのでは…という気もしますがどうなんでしょうか。
ただ、その後に勝ちを引き寄せるファンブルフォースを決めてくれたので結果的にはプラマイゼロでしょうか。たまたまだとしても、しっかり最後までボールを狙いに行っていた結果だと思いますしCampanileの指導が活きているのでしょう。
Nico Collins fumble. Tyson Campbell gets his hand in and Lloyd recovers pic.twitter.com/DrbRZSHdpE
— Fitz (@LaurieFitzptrck) September 21, 2025
Liam Coen
さすがの部分もあるんですが、今回は素人目には疑問を感じた部分がいくらかありました。まずはスクリーンが多すぎないか、ということ。確かにパスラッシュが強いためスクリーンが有効なことはわかってはいましたが、それが多すぎたせいでけっこう読まれていたような感じがします。
あと、3-10の7点リードで迎えた3Q残り1分15秒、敵陣29ヤードからの4th&1。Coenはタイムアウトも消費して47ヤードのFGを選択しそして結果的には失敗しました。アナリティクス的にどちらが正しかったのかはわかりませんが、少し弱気に感じました。ただ、この決断は相手オフェンスの不調とディフェンスへの信頼からの選択なのかもしれません。この辺りは結果論でしかないですしわかりませんね。
まとめと今後
冒頭でも述べたようにとにかく勝てた、それが大きいです。昨年は1ポゼ差に迫りながらも結局勝てない、というパターンが多かったです。数えてみるとワンポゼ差の試合が13試合あり、そのうちで勝ったのはわずかに3試合でした。勝ち切る力、逆境に対する力(resilience)というのは目に見えませんがきっとあるんだと思うので、それが今後に活きてくることを祈ります。
次回は強豪SF。Week3にてリーグトップEDGEのNick BosaがACL断裂でシーズンエンドとの悲しいニュースが流れました。ケガの多いチームですが、それでも強いですしエースQBのBrock Purdyも復帰するとの噂もあります。今までで圧倒的に一番の強豪ですし、こことどれだけやれるかでシーズンを見通せる部分もあると思いますので、ぜひ健闘してほしいと思います。