
試合概要
日時
2025/10/13(Sun) PM10:30(日本時間)
会場
Wembley Stadium, London, UK
今までの対戦成績
通算成績
今までの対戦は6回、JAXの1勝5敗。唯一の勝利は2009/10/18と同時期に行われた試合でOTの末勝利をしています。
直近の試合
2021/12/5 Away 7-37で惨敗
ユニフォーム
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— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) 2025年10月16日
Injury Report
JAX
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— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) 2025年10月17日
前週欠場したHainseyは出られそうですね。少しはOLが立て直されるといいですが…
Walkerもクラブ付きとのことですが、大丈夫のようです。スナップ数は制限されるのかもしれません。
TEのMorrisの欠場はStrangeがIRに入っていることも考慮すると少し痛手ですね。二人でなんとかなるでしょうか。特にブロックが心配です。
一番の問題はLloydですね。先週も1Qにすこし出た後にふくらはぎの張りで以降は出場せず。そして彼がいない間に今シーズン初めてのターンオーバーなしを記録しました。代わりに出場するVentrell Miller自体は悪い選手ではありませんが、どうしても代わりを務めるのは難しいですね。
LAR
Puka Nacua out for Week 7. Full Injury Report » https://t.co/BSP3Qros4f pic.twitter.com/RwZ2MZT078
— Los Angeles Rams (@RamsNFL) 2025年10月17日
なによりエースWRでありリーグトップ3には入るPuka Nacuaが欠場というのはでかいです。彼一人で先週のJSNのように試合を壊すことができる存在ですからね。あとはRTのスターターであるRob Havensteinも欠場のようです。EDGEがプレッシャーをかけられるかは注目です。
それ以外はQuestionableもいないので全員出場できそうですね。
昨シーズン〜オフの動き(LAR)
昨シーズン成績
2024年は10勝7敗であの激戦区であるNFC西地区で地区優勝を果たし、ワイルドカードでは先週やられたSam Darnold率いるMINを撃破、迎えたDivisional PlayoffではSBを制覇した最強のPHI相手に最後まで互角の戦いをし、おそらくこのプレーオフでPHIが一番苦戦した相手となりました。ベテランQBのMatthew Staffordがオフェンスを率い、Cooper Kupp、Puka Nacuaともにケガに苦しんだもののsれでもパスフェンスはリーグ上位に入りました。一方ランではエースKyren Williamsが1299ヤードとこちらもいいパフォーマンスでしたが、チーム全体としての獲得ヤードは下位にとどまったようです。またディフェンスは何といってもJared VerseやByron Young、Kobie Turner、Braden Fiskeなど破壊力抜群のDLでしょう。強いだけじゃなく若い選手たちであり、今年もさらにレベルが上がっているのが恐ろしいです。
FA・トレード加入/離脱
あまり大きくは動いていませんが、戦力を落とすことなく若い生え抜きが戦力を底上げしている感じでしょうか。
加入
なによりNYJからリリースされたWR Davante Adamsの獲得が一番大きいでしょう。Kuppで空いた穴を即座に埋め、下手したらアップグレードした可能性すらあります。
その他はスターターではCのColeman Shelton、NTのPoona Fordを獲得しています。
離脱
Jonah JacksonをCHIにトレード。
長年エースWRとして活躍していたCooper Kuppをリリース。
ドラフト
今年はドラフトで1巡をトレードした代わりに来年の1巡を足し戦力アップに備えました。2巡ではOregonからTEのTerrance Fergusonを指名しましたが、まだあまり目立ってはいないようです。また3巡ではそれなりに評価の高かったMichiganのJosaiah Stewartを指名しました。スターターが強力なためローテーションでの出場ですが、ここまで1サックを記録しています。
コーチングスタッフ変化
特に大きな変化はなさそうです。HCのSean McVayは年はほぼ同じですがLiam CoenはいわゆるMcVayツリーに入ると思うので師に当たります。またGMのJames GladstoneにとってもGMのLes Sneadはじめ非常に馴染みのある人物の多いチームとの対決となります。師に打ち勝つことができるでしょうか。
シーズンスタッツ(2024)
Matthew Staffordが率いるも主力WRの負傷などでスタッツはそこまで伸ばせず。
今シーズンのチーム状況(SEA)
今シーズンの成績
開幕戦ではHOUを14-9で下し、続くTEN戦を33-19と圧倒。第3週ではPHIを相手に26-33で敗北したが内容としては勝っていたかもしれない。第4週でINDに27-20で勝利とAFC南地区をスイープ中。第5週にはSFとの激闘の末OTで劇的敗北を喫したものの、続くBAL戦では満身創痍の相手を17-3とほぼシャットアウト。しかしPuka Nacuaの離脱により自慢のパスオフェンスが停滞しトータル181ヤード。Davante Adamsも39ヤードのみ。ランでもわずか74ヤードと苦戦した。試合を見ていないのでわからないが、BALディフェンスが復調したのか。
実際スケジュールに助けられている部分もあるかもしれないが、今年絶好調のINDには勝っており、SF、PHIという強豪(PHIは怪しいが…少なくともJAXよりは格上)相手にあと一歩というところまで迫っている。というか勝ちを手放した感はある。とにかく強く勢いがあるのは間違いない。
注目選手
QB Matthew Stafford
元全体1位のベテラン司令塔は今季リーグ1位の1試合平均280.7ヤードを記録し、12TD、2INTと効率的なパフォーマンスを披露。特に直近3試合では計7TD、0INTで平均315ヤードと絶好調で、パス成功率も66.5%に達する。リリースが早く、ディープゾーンへの鋭い縦パスが武器。またノールックパスは彼の専売特許というべき技であり、視線は一切信用できない。
WR Davante Adams
今年加入したリーグ屈指のルートランナー。シーズン序盤はPuka Nacuaとの役割分担に苦しんだかもしれないが、6試合で55ターゲット中26レシーブ、396ヤード、3TDを記録し、その半数以上の13レシーブが15ヤード以上のビッグプレー。Staffordとの連携にはまだ時間が必要と語りつつも、経験豊富なハンドスキルと俊敏なカットで1対1を制する。おそらくJAXのDBが一番やられるタイプ。
EDGE Byron Young
今年3年目のエッジラッシャーはすでに7.5サックとリーグ2位の数字をあげ、鋭いスタートとスピードで一瞬にしてQBに迫る。カウントを呼んでカーブアウトする技術に秀で、ランに対してもエッジを締める。Verseとのコンビでプレッシャーの波を作り出す。
EDGE Jared Verse
2年目ながらすでにNFL3位の31プレッシャーを記録し、常にプレッシャーを与える存在。ダブルチームを引き付ける爆発的な初動とパワフルなブルラッシュでOLを圧倒する。パスラッシュ勝率22.8%と高く、こちらもOLにとって脅威。
DL Kobie Turner
インテリアを支える3年目のDT。これまで通算133タックル、18.5サック、19TFLを記録している恐ろしいDL。強い手と低いパッドレベルでガードを押し込み、ランを止めつつ中央からポケットを崩壊させる。
シーズンスタッツ(2025)
オフェンスディフェンス共に上位。しいて言えばパス偏重気味でランはそこまで爆発的ではないか。
注目ポイント
オフェンス
DL対策
先週と同じです。OLが先週と同様崩壊すれば同じ結果でしょう。OLが持たなければなにもできないことはよくわかりました。Hainseyが復帰となりますがどこまで変化があるでしょうか。コーチ陣も選手もよくわかっているとは思うので、修正されていることを祈るのみです。
ペナルティを…
何度言ったことかわかりませんが、先週のようにクリティカルなタイミングで反則、ということを繰り返していれば勝てるものも勝てないのは当たり前です。逆に言えばその反則がなければ先週のようにラインが崩壊していても勝てるチャンスはあったんです。そう考えればミスやこういったくだらない反則を消すことは非常に重要になります。正直これはシーズン終わりまでずっと言うことになる気がします。
ディフェンス
ターンオーバーの復活
先週はディフェンスの強みであるターンオーバーがありませんでした。今週もLloydがいないのが痛すぎますが、ターンオーバーさえ狙えればまたチャンスはあるはず。特にDB陣にはなんとかお願いしたいですね。
Staffordへのプレッシャー
先週はプレッシャーもほぼかかりませんでした。その結果Darnoldに比較的自由にやられてました。今回はRTのスターターが不在のようです。JHAがなんとかしてほしいです。スタッツに出ない部分で活躍しているのはわかっていますが、そろそろ数字がほしいです。Staffordには足はあまりないのでしっかりプレッシャーさえかかればサックもできるはず。なかなかディスガイズなどでは惑わされないと思いますが、そこはCampanileの腕の見せ所だと思います。Mahomesもやられた場面があったというくらいですからきっとStafford相手にもできるはず。
WRへの対応
まずはAdamsです。こういうレシーバーが一人いるだけでJAXディフェンスは崩壊しがちです。彼にはHunterをつけましょう。あとTutu Atwellにも地味にやられそうです。しっかり一発をカバーしてほしいと思います。必ず1本は見ることになるような気がしています。
展望と予想
正直LARはSEAに似たようなチームの気がしていて、強力なDLによるプレッシャーがメインになってくると思うので、先週と同じようなものを見る気がしています。なんかプレビューも似たり寄ったりな内容になってしまいました。そしてスコアも似たような感じになるのでは…という気がしてしまいますが…ロンドンというホームアドバンテージを活かしてぜひ勝利してほしいと思います。CoenもMcVayという偉大な師匠相手に勝ってほしいですね。
予想スコア
LAR 24 - 16 JAX
Rosterページは随時更新しています。背番号でも検索できるのでぜひご活用ください。