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【2025 Press Conference】Liam Coen & James Gladstoneー「下限を引き上げた1年」次なる挑戦へー

悔しい敗戦から数日、Liam CoenJames Gladstoneがメディアの前で今シーズンの振り返り、来年に向けての見込みなどを語りました。敗戦の傷は癒えないものの、話を聞いていると来年に対する期待が高まってきます。以前ではありえなかったことであり、非常に嬉しいことですね。
35分ほどの非常に長いインタビューであり、いつもの2倍くらいの文量になりますのでご了承ください。
※注意:以下は公式のプレスカンファレンス動画です。翻訳・要約はAIや翻訳ツールなども使いながら行っていますが、読みやすさや雰囲気を伝えるため、一部オリジナルの表現とは異なる箇所があります。
正確なニュアンスを知りたい方は、ぜひ動画本編をご覧ください。

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Q 1 今季の新人選手には多くのケガ人が出ましたが、その影響でグループ全体の評価はどれほど難しくなりましたか? [0:00]
A Gladstone それは非常に妥当な質問だと思います。新人の貢献というテーマは議論しがいがあり、ドラフト前に重視していたポイントを振り返ると、シーズンを通して10人以上の新人がオフェンスまたはディフェンスで出場したという事実は、2年目に向けて前向きに捉えられる材料です。ただし、シーズン中にケガが起こるのは当然のことではありますが、それが数名の新人に起きたのは残念でした。 例えばTravisはシーズン中盤に調子が上向き、バイウィーク後にさらに起用を増やす計画でしたが、それが実現できなかったのは痛手でした。Calebに関しては、レギュラーシーズンで一度もフィールドに立てなかったのは理想的ではありませんでしたが、2人ともリハビリに真剣に取り組んでおり、2026年以降のチームにおける将来には大いに期待しています。また、Wyattはプレシーズン第3戦で負傷し、シーズン前半に影響が出ましたが、終盤には成長の兆しが見られたのはポジティブでした。さらに、ドラフト下位指名の選手たちからも貢献がありました。Jalen McLeodCaleb同様、試合に出場できなかったのは残念ですが、回復過程で着実にステップを踏んでおり、将来に期待が持てます。加えて、2人のドラフト外のDEからもスペシャルチームだけでなくディフェンスでも貢献があり、それは非常に励みになることでした。特にそのポジションでドラフト外から有望な人材を見つけるのは簡単ではありません。これもコーチングスタッフやスカウトチームが協力して、ドラフト外の選手発掘プロセスを丁寧に進めてくれたおかげであり、実際にプレーできるレベルまで育成してくれたことには感謝しています。さらに、PSから昇格し、最終的に53人ロースター入りした選手も複数いて、チームの未来や評価プロセス全体としても非常に良い兆候だと感じています。もちろん、複数の選手がケガを負ったという点では評価の難しさもありますが、それでもなお将来には大いに希望が持てる状況です。
Q 2 今季、QBへのプレッシャー数ではリーグ7位でしたが、サック数では27位でした。オフシーズンでこの差を埋めることはどれほど優先事項になりますか? [3:24]
A Gladstone 面白い質問ですね。というのも、サック数は実は真の指標にはならないことが多く、QBへのプレッシャーのほうが、その選手がどれだけ相手に影響を与えているかを測る上でより正確な指標だからです。我々のディフェンススキームは今後進化していくと考えており、その中で人員面でのアプローチにも影響が出てくるでしょう。ただ、シーズン終盤には明らかに改善の兆しが見られました。シーズン序盤ではチームの武器とまでは言えなかった部分が、終盤にはより効果的になってきました。 選手の使い方が進化していったこともあり、スキーム自体も今後同じものではなく変化していくと予想しています。1月後半には、オフシーズンに向けた初期の議論を始める予定ですし、コーチ陣は2月中旬に戻ってくるので、その段階でより深くこのテーマを掘り下げていく予定です。
Q 3 Hunterのリハビリの進捗状況と、今後の起用方針について教えてください。 [4:27]
A Gladstone 彼のリハビリは順調に進んでおり、非常に意欲的に取り組んでいます。それに加えて、彼がチームにもたらす日々の明るさやエネルギーは、彼がいるだけでその場の雰囲気を前向きにしてくれるものです。今後の役割についても、オフェンスとディフェンスの両方で起用していく方針ですチームの契約状況を見ると、今オフシーズンにCBのポジションで契約満了の選手が複数いるため、必然的に彼の役割がより重要になることが予想されますLiamの視点からも共有できることがあるかと思いますが、シーズン中盤までに彼が見せていた成長は、後半戦に向けて大きな期待を抱かせるものでした。オフェンスでは中心的な存在、ディフェンスではインパクトプレーヤーとしての役割が見えてきていただけに、タイミング的には本当に残念でした。それでも、今の時点では来シーズンに向けて非常に良い手応えを感じています。
Q 4 今季は13勝を挙げましたが、シーズン序盤やトレーニングキャンプの段階で「このチームは何かできるかも」と感じた瞬間はありましたか? [5:33]
A Coen はい、トレーニングキャンプの中で、チームがこちらのメッセージに反応し、課題に真摯に取り組み、全力で練習している姿を何度も感じました。毎日フィールドで競い合いながら、選手たちは自分たちの基準を引き上げていったのです。「いつかどこかで集中が切れるのでは?」と感じる場面もあるはずですが、それをほとんど感じなかった。だからこそ、このチームは正しい方向に進んでいるという実感がありました。もちろん、それが最終的に勝敗にどうつながるかは分かりませんが、このグループと一緒に戦えることが楽しみであり、日曜日ごとの試合にどう反応していくのかが本当に楽しみでした。シーズン序盤から、「どこであろうと、誰とでも戦える」という自信を感じていましたし、その姿勢に誇りを持っています。シーズン半ばまでは様子を見ながらも、非常にポジティブな印象を受けていました。
Q 5 Travisを来季のWR1として見ていますか?また、今季の彼に対する起用と準備について、良かった点や改善が必要な点はありますか? [7:02]
A Coen それも含めて、今は全体的な評価プロセスの一環だと思っています。私自身は選手を1番、2番、3番というふうにはあまり見ていません。それよりも、「今ロースターに誰がいて、オフシーズンプログラムの中で誰と一緒に取り組めるか」という視点で考えています。今の彼にとって最も重要なのは、リハビリをしっかり進めること、そしてオフシーズン中にフィジカル面で制限がある分、メンタル面にしっかり取り組むことです。Travisと再び一緒に仕事ができるのが非常に楽しみですし、彼の成長をこれからどう発展させていくのかを見るのが待ち遠しいです。今後数週間を使って、スケジュールを見直し、必要に応じて変更や調整を検討していくつもりです。
Q 6 今季の13勝という成功と、悔しい敗戦を振り返ってみて、JAXのフットボールが目指す長期的なビジョンとどのように重なっていると感じますか? [8:02]
A Gladstone 面白い質問ですね。望んだ結果には届きませんでしたが、そのプロセスには大きな誇りを感じています。振り返ることは常に続くプロセスであり、私たちはシーズン中も、そして今後も続けていきます。 ちょうど1年前を振り返ると、Liamはまだ面接プロセスに入ったばかりで、私自身もまだこの職に就くことなど考えてもいませんでした。ジャクソンビルの多くの人が私の名前すら知らなかったのです。そんな中で、我々に時間の猶予が与えられたことは非常にありがたいことでした。LiamTony、そして私が掲げたビジョンのもと、チームの「下限」を引き上げる取り組みをしてきました2024年の時点では才能はありながらも、接戦を勝ち切るために必要な「無形の力」が足りなかった。そこにフォーカスし、チームに浸透させることができたのは大きな成果でした。 そして今後、このチームがどう進化していくか、どこに重点を置くべきかを話し合う段階に入っています。今季の成果は「コンセプトの実証」であり、ある種の充実感でもありますLiamのメッセージが選手たちに受け入れられ、信じられたこと。そして「1勝ずつ」を積み上げるという考え方がチームに根づいたことは非常に大きかったです。「結果」ではなく「プロセス」に集中し、その中にこそ充実を見出す。たとえスーパーボウルを制しても、または制しなくても、ボールは再び山のふもとに転がり落ち、また一から積み上げる必要があるのです。
Q 7 Brian Thomas Jr.について、長期的な戦力としてどのように位置づけていますか?また、23歳という若さの中で、彼のスキルセットからさらに引き出せる部分はどれくらいあると考えていますか? [10:11]
A Gladstone いい質問ですね。先ほどの「WR1」に関する質問にもつながる部分がありますが、我々のオフェンスシステムの面白い点は、試合ごとに相手に対して異なる課題を提示できることです。つまり「今日は誰が爆発するか分からない」という構造です。今季は3人のレシーバーが700ヤード超を記録しましたが、これは普通ではありませんそれだけターゲットが分散されていたということで、非常にポジティブな要素です。 そしてJakobiの加入によって、BTが自身のスキルに合った形でさらに成長できる環境が整い、シーズン後半にはその成果が表れました。加えてParker Washingtonのプレーも印象的でした。彼はチャンスをしっかりものにし、トレーニングキャンプで見せていた姿が本物だったことを証明しました。キャンプでは時に「本当にこのままレギュラーシーズンでも通用するのか?」と疑問が出ることもありますが、彼の場合は正真正銘の実力を見せてくれました。BTについてですが、Travisを「WR1」として見るかという議論にも通じます。我々のシステム上、一般的な意味での「WR1」は必ずしも存在せず、それぞれの試合で異なる役割を担う構造になっています。ここからの詳細はLiamがさらに掘り下げて説明できると思います。
Q 8 BTに関して、外部から見ているとパフォーマンスの低下が見られたように思いますが、成長は感じていますか? [12:00]
A Coen 勝敗がすべてを物語ると思います。そして、チームが勝てばその成果はチーム全体で共有されるものであり、決して一人の選手だけにフォーカスされるものではありません。私はすべての選手に対して全力で取り組んでいますし、Edgar BennettGrant、そして我々のスタッフ全員が、それぞれの選手が最大限の力を発揮し、できる限り多くの勝利に貢献できるようサポートを続けています。BTもその一員であることに間違いありません。彼の成長に向けて、これからもしっかりと関わっていきます。
Q 9 今年のチームは多くの基盤を築いたように見えましたが、「次のプレーに集中する」というメッセージを維持しつつ、勝ちや結果に満足せずリセットする難しさはありますか? [12:41]
A Coen それは非常に的確な指摘です。月曜日にチームに伝えたメッセージもまさにそのことでした。今季達成できた多くのことには本当に誇りを持っていますし、逆境への対応、そして「1勝ずつ」「次のプレーに集中する」という姿勢を貫いてくれた選手たちには感謝しています。 ただし、ここからが本当の意味での「仕事」です。もう一度言いますが、「同じことを繰り返せばまた13勝できる」という発想ではいけません。実際、それではプレーオフの1回戦で敗退してしまったわけですから、現状のままでは不十分だったということです。とはいえ、同じような会話を他の31チームもしていることでしょう。それがこの仕事の魅力であり、チャレンジでもあります。毎年チームは一新され、毎年が新しいシーズンになる。その変化こそがオフシーズンの醍醐味です。だからこそ、今オフは新たなチームを理解し、その姿を見極めるための期間です。そして引き続き「1勝ずつ」「次のプレーに集中」というメッセージを持ち続けて戦っていきます。
Q 10 Trevor Lawrenceの今季の成長について、どのように評価していますか?また、オフシーズンに向けて彼にどのような点に重点を置いてほしいと伝えましたか? [14:06]
A Coen まだ具体的な会話はできていませんが、今のところは感謝の気持ちを伝えたという段階です。彼の今季の取り組みや信頼、そして成長、そして「厳しい指導を受け入れる姿勢」に心から感謝しています。Trevor自身も、「まだまだやるべきことがたくさんある」と一番に認める選手だと思いますし、それは今後さらに取り組んでいくべき課題です。私たちコーチングスタッフは、ビルディングに戻ってから「各選手に対して伝えるべき3つの改善点と3つの強み」を整理し、それに基づいて具体的なフィードバックを行う予定です。彼ともその段階でしっかり話をしていきます。
Q 11 シーズン後半のTrevor Lawrenceのパフォーマンスにはどれほど感銘を受けましたか? [14:58]
A Gladstone 非常に感銘を受けました。オフシーズンプログラムの段階から、彼には明確な「学ぶ意欲」がありました。全体のオペレーションをクリーンにすることに強い関心を持ち、一つ一つのステップを丁寧に学んでいこうとする姿勢が見られました。トレーニングキャンプの2週目あたりからは、単に学ぶだけでなく「試す」段階に入りました。「これは通用するか?」「このプレーはどうか?」といった具合に、自らシステムの中でフィットするものを探っていたのです。その進化の過程を見るのはとても興味深いものでした。シーズン全体を見渡すと、チームというのはオフシーズンに構築されるものですが、真に優れたチームはレギュラーシーズン中に進化を遂げますそしてTrevorはまさにその進化を見せてくれましたシーズンの第1クォーターから第2クォーター、前半から後半へと進む中で、指揮力、コントロール力、安心感、プレーメイキングといったすべての面で大きな向上が見られました。今後、その勢いをオフシーズンに持ち込み、Liamやコーチングスタッフとともに取り組む「3つの改善点と3つの強み(three better, three best)」という明確なアプローチに活かしていくことを楽しみにしています。
Q 12 Devin Lloydはこれまでのディフェンススキームでは自分の役割を見つけきれなかった印象でしたが、今季はセカンドチーム・オールプロに選ばれました。彼の評価についてどう見ていますか? [16:28]
A Gladstone 本当に素晴らしいシーズンでしたね。彼がチームの最終成績に与えた影響は非常に大きなものでした。日々の練習や週ごとの取り組み姿勢も素晴らしく、見ていてとても印象的でした。彼は「自分のベストバージョン」になることに全力を尽くしており、コーチ陣とのつながりも非常に強固なものでした。そして彼は適切な方法で起用され、それに自信を持ってプレーしていました。ディフェンス面だけでなく、スペシャルチームでも高いレベルで貢献しており、ディフェンスでオールプロ級の活躍を見せながら、得点後にはキックオフチームの一員として飛び出してビッグプレーを見せてくれるような選手です。今季のDevinの成果や、彼自身が自分の実力を十分に発揮できる環境を見つけたことをとても嬉しく思います。今後、コーチングスタッフとともにオフシーズンを通じて最善の道を検討していく予定です。いずれにしても、彼の果たした役割と今季のパフォーマンスは本物であり、誰の目にもはっきりと分かるものでした。
Q 13 Montric Brownは、Tysonとのトレード後に出場機会が増えました。契約最終年でもありますが、彼に起用する判断を正当化した要素と、今後の見通しについてどう考えていますか? [17:41]
A Gladstone 彼もParker Washingtonと同じく、オフシーズンプログラムやトレーニングキャンプで見せていた姿が「本物」だった選手の一人です。常にボールに手を伸ばしていて、スキームとの相性も非常に良かった。 この点は、昨シーズンと今シーズンを比較することで、多くの人が自ずと気づいた部分でもあると思います。彼はこのスキームの中で非常に快適に、そして効果的にプレーできていました。 こうしたことが、我々にとって「この選手にチャンスを与えてみよう」と思わせる根拠になりました。たとえシーズン前や外部からの見方では、Busterがスターター候補として見られていなかったとしてもです。そしてDevinと同様に、シーズンを通じて彼のパフォーマンスが着実に向上し、実際にチームの成績にも好影響を与えてくれたことを、とても誇りに思っています。
Q 14 Travonについて、今季はケガもありましたが、5年目オプションの判断を含めて今後の道筋をどう評価していますか? [18:54]
A Gladstone とても良い質問だと思います。Travonを見ていて一番感じるのは、彼がこのチームと仲間たちを本当に愛しているということです。それは彼の内面から自然とにじみ出ていて、まさに我々が一緒に戦いたいタイプの人物であり、今後もチームにいてほしい選手です。もちろんケガを抱えてシーズンを過ごすことは簡単なことではありません。特に手首と膝を同時に痛めている状況は、身体的にも精神的にも非常に厳しいものです。そうした状態で出場することは、本人にとってさらなるリスクを伴う可能性がある中、それでもプレーを続けたことは非常に称賛に値します。それは決して長期的な懸念材料と捉えているわけではなく、むしろ「それでもチームのために立ち向かおうとした姿勢」は誇りに思うべきことです。彼は、今後も我々が共に歩んでいきたいと心から思える選手の一人です。
Q 15 DeeJay Dallasを急遽起用し、シーズン途中にはWRを補強するなど、多くの主力が離脱しながらも成功を収めました。これにより、53人ロースターだけでなくPSにも「常に準備を」と伝えやすくなりましたか? [20:05]
A Gladstone いい質問ですね。ただ、それを「売り込む」というよりは、我々の言葉と行動が一致しているかどうかの問題だと思います。昨年の春から夏にかけて何度も話したように、「言ったことに責任を持つ」という姿勢を持ち続けることが大切です。シーズンを通してケガが起きるのは避けられないことであり、それは同時にチームの層の厚さや柔軟性、選手の成長を示すチャンスにもなります。今名前が挙がった選手たち以外にも、多くの選手がチャンスをつかんで輝きを見せてくれました。また、コーチングスタッフがリアルタイムで調整を加えて対応してくれた点も大きく評価されるべきです。シーズン中の戦力離脱は現実に起きることであり、それに備える必要があります。13勝を挙げられたのは、選手たちの間に信頼関係があり、誰かが離脱しても大きなパフォーマンス低下を感じさせない選手層があったからです。開幕時にはPSだった選手が、シーズン終盤にはスターターとして出場しているという事実もその証です。ですから、私から何かを「売り込む」必要はありません。これまでの行動や実績こそが、我々の姿勢を示す一番の証拠になると思っています。そして、それこそが選手や代理人に対して「このチームでプレーすべき理由」を伝える何よりの材料になるのです。
Q 16 「カルチャー」とは結局、全員が一丸となって信じて取り組むことだと思いますが、それが本質だと感じますか? [21:57]
A Gladstone 間違いなくその通りです。壁に掲げられた言葉や、口にするメッセージだけでは足りません。それを「生きて」「体現する」ことこそが、真のカルチャーだと思います。 この役割を任せてくれたSeanとそのご家族には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、私たちTonyLiam、そして私を受け入れてくれた選手たちにも心から感謝しています。特にLiamが掲げたメッセージや基準を、選手たちがしっかりと受け止め、それを実際の行動に移してくれたことは、簡単なことではありません。本当の意味での信頼関係やカルチャーの構築には時間がかかるものです。「言っていること」が「実際にやっていること」と一致していることを示すには、積み重ねが必要です。そして、それこそがカルチャーの核心部分だと思います。ただし、それは毎年リセットされるものでもあります。今年もまた新たに創り上げ、進化させていく必要がありますし、我々はそのチャレンジに前向きに取り組んでいきたいと思っています。
Q 17 今季よりもさらに上を目指して「もう一度山を登る」うえで、最も難しいことは何ですか? [23:02]
A Coen 具体的に「これが課題だ」と箇条書きで言えるほど簡単ではないですが、今季終盤にかけては、選手たちの間に良いエネルギーがあったと感じました。「もう今季は早く終わってほしい」といった消耗感ではなく、スケジュールやルーティン、サポート体制、オペレーション、練習の流れなどが持続可能な形で整ってきていたと思います。全体としては前進していると感じていましたが、やはり試合の中で訪れる「重要な場面」や「プレーの決定力」が課題として残りました。こうした部分はオフシーズンの中で再現し、積み重ねていくしかありません。たとえば我々は「シチュエーショナル・マスターズ」と呼ばれる練習プログラムを取り入れていて、オフの間に実際に起きた重要場面を再現し、成功体験を積ませていきます。たとえば前半終了間際に素晴らしいドライブを見せたのにキックを外してしまった——そういったプレーも、春には再びその状況を再現し、ポジティブな記憶や筋肉の反応として定着させていきたいのです。そうすることで、いざという場面で自信を持ってプレーできるようになります。
Q 18 Brenton Strangeの今季の成長と成果について、どのように評価していますか? [24:39]
A Gladstone 彼に関しては、オフシーズンプログラム開始時の我々の意図がよく反映されたケースだと思います。我々がチームに加わった当初、WRやTEルームには長年スターターを務めていた選手たちがいましたが、BrentonやWR陣には「チャンスさえあれば成長できる」という強い信念がありました。今この立場にいて、あの判断が正しかったと確信できるのは非常に嬉しいことです。同時に、Brenton自身がそのビジョンを現実にするために努力し、Richardやオフェンシブスタッフと連携してその成長を後押ししてくれた結果でもあります。現在では、彼は信頼できる存在であり、パスゲームではいわば「セーフティブランケット」のような安心感をもたらす選手となっています。ボールを持てば何かが起こるし、ランブロッカーとしてもライン・オブ・スクリメージを押し込み、試合のトーンを作れる存在です。今季を通じて、我々のビジョンがBrentonを通じて、そして彼の周囲の選手たちを通じて現実になっていく姿を見ることができたのは、本当に素晴らしい体験でした。
Q 19 BrentonParkerとの契約交渉を早めに始める可能性はありますか?タイミングを早めて契約を安定させる狙いもあるのでは? [25:47]
A Gladstone 現時点ではまだ予備的な話にすぎず、実際に踏み込んだ交渉に入るには時期尚早だと思っています。新リーグイヤーで3年目の節目を迎える必要があるため、それまでは様子を見る必要があります。とはいえ、BrentonParkerの両選手は、今後のチーム作りにおいて我々の方向性としっかり一致している存在であり、将来的に重要な役割を担う人材だと考えています。
Q 20 チームの成功の一方で、GrantCLEで、CampanileMIAでインタビューの機会を得ているようですが、スタッフが引き抜かれる可能性についてどう考えていますか? [26:20]
A Coen 2人とも今季がその役職での初年度でしたが、本当に素晴らしい働きをしてくれました。チームが成功すれば当然、他チームから声がかかるものです。彼らはインタビューの機会を得るだけの実績を積み上げており、今回だけでなく将来的にもヘッドコーチ候補になるような人材です。それがこの仕事の「甘くも苦い現実」だと思います。仲間の成長を支援したい一方で、自分たちのチーム体制やオペレーションを守る必要もある。そのバランスをどう取るかは非常に繊細な問題です。2人にはその機会を活かしてもらいたいですし、可能な限りプロセスをサポートしていきたいと思っています。ただ、彼らを含め、今後コーチ陣に離脱があるかどうかについては現時点では不明ですし、私の決定権でもありません。しかしながら、そういった事態に備えて、次の一手をどうするかについては今まさに議論を重ねているところです。
Q 21 LTの契約延長に踏み切った理由として、どのような点を評価したのでしょうか? [28:02]
A Gladstone 少し広い視点から話をすると、今季OLでプレーした選手たちは全員、来季もチームに残る予定です。これは非常に大きな意味を持っています。OLは特に「継続性」が重要で、個人の能力以上にユニット全体の連携が成果を左右します。シーズン中にさまざまな選手を起用しても大きなパフォーマンス低下がなかったことは、非常に価値のあることです。 私たちはLARで、OLにケガ人が出ることがどれだけオフェンス全体に悪影響を与えるかを経験しました。だからこそ、ラインの「層の厚さ」を確保することは、我々の最優先事項の一つです。特にOLは、他ポジションに比べてケガのリスクが高いため、備えが必要なのです。そのうえで、Coleはシーズン中に複数のポジション(5つ中4つ)で起用され、最終的にはLTとして定着し、リーグ屈指のパスラッシャーたちと対峙しました。パスプロテクションにおいて彼が果たした役割は非常に大きく、それが契約延長の判断材料となりました。また、今後のFA市場の動向やポジション別の選手層を見極めた上での判断でもありました。
Q 22 Mekariについてですが、直近4試合で2度の背中のケガがありました。今後への影響は懸念していますか? [29:48]
A Gladstone 現時点での初期的な見立てでは、それほど大きな懸念材料にはなっていません。対処可能な範囲のものであり、将来的なプレーへの影響や地位に関わるものではないと理解しています。ご心配いただきありがとうございます。
Q 23 この役職での初年度を終えて、数日しか経っていませんが、今季から最も学んだこと、今後に活かしたいことは何ですか? [30:03]
A Gladstone 私にとって一番の課題であり、今後改善していくべきだと感じたのは「コミュニケーション」です。常に意識していることではありますが、正直に言えば「十分にやりきれた」と感じたことはありません。社内のさまざまな部門からのフィードバックを得ながら、またTonyLiamとどのように連携していくかを考える中で、「どこで欠けているか」は非常に明確に見えてきます。そして、そこに空白が生まれると、どうしてもネガティブな要素が入り込みやすくなります。 だからこそ、その隙間を埋めるのは自分の責任であり、その点をしっかり見直し、改善に取り組みたいと考えています。こうしたことは決して簡単ではありませんが、記者会見の冒頭でも述べたように、常に継続的なプロセスです。だからこそ、今オフシーズンはこの課題に強くフォーカスしていきたいと考えています。
Q 24 今オフシーズンは、昨年と比べて手続き面やスカウティング、タイミングなど、どのような違いがあると感じていますか? [30:59]
A Gladstone それは興味深い質問ですね。というのも、ちょうど1年前の今頃はまだLARでの役割に集中していて、JAXでのチャンスについては考えてもいませんでした。だからこそ、今年はこのプロセスを先取りしてスタートできるという点で非常に助かっていますし、チームを深く理解している状態で動けるのは大きなアドバンテージです。スカウティングサイクルに関しては昨年と同様のタイムラインで進んでいますので、ドラフトやFAに向けた個人的な作業リズムは大きく変わっていません。ただし、最大の違いは「現ロースターへの理解が圧倒的に深まっている」ことです。昨年はその部分が未知数でしたが、今は判断材料がそろっており、それが意思決定に役立っています。また、今年はスカウト部門とコーチングスタッフの双方にとって新しい手法や仕組みも取り入れています。それらの「新しい要素」が現場でどう機能していくかを見るのが楽しみです。 要するに、ドラフトやFAに対する準備としてのプロセス自体は大きく変わっていないものの、「JAXというチームの中身を理解している」という点が、今季のオフシーズンにおいて最も大きな違いとなっています
Q 25 今季経験を積んだ新人たちについて、来季の成長や役割拡大をどう見通していますか? [32:33]
A Gladstone 自然と成長や役割拡大は期待していますし、そのために道筋を整えることも計画の一部です。ただし、誤解されがちなのは、我々がLARで指名した選手たちが即戦力としてすぐに貢献していたかというと、実はそうではなかったという点です。たとえば、Puka Nacuaが新人として大きな役割を果たしたことや、Jared VerseBraden Fiskeがインパクトを残したことは印象的ですが、その陰には、Kyren WilliamsQuentin Lakeのように新人年はケガでプレーできなかった選手たちもいます。彼らは時間をかけて成長し、今季は契約延長を勝ち取った選手たちです。同じように、JAXでも複数の新人がケガで出場できなかった今季を経て、「ヒットかミスか」といった評価を急ぐのではなく、3年目・4年目に飛躍するケースもあることを考慮すべきです。全員が違うタイムラインで成長していく中で、我々は多くの期待を持っていますし、今後の役割がどう展開されていくのかを見るのが楽しみです。オフシーズンを通じて、その成長の姿がしっかりと見えてくると確信しています。
Q 26 昨年のオフシーズンでは「ロースターの下限を引き上げる」ことが目標でしたが、今年のオフシーズンには明確な目標はありますか? [34:11]
A Gladstone はい、ある程度の方向性は見えています。ただ、現時点ではまだ本格的な議論の手前であり、今後どのようなアプローチやプロセス、意思決定をしていくかについては、これからさらに詰めていく段階です。今後、LiamTony、そして私の3人でチームから一歩離れて、コーチングスタッフやサポートスタッフ、スカウト陣とも協力しながら、2月中旬から下旬にかけて集中的に議論する予定です。 現時点では、それぞれの考えを持ち寄っており、それをより戦略的かつ体系的にまとめていくプロセスに入ろうとしている段階です。