Jaguars Note

NFL Jacksonville Jaguars(ジャクソンビルジャガーズ)の応援ブログ

【2025 FA】FA Signings Press Conference

JAXのFAは初日以来静かでしたが、先日PHIの控えTである Fred Johnson を獲得しました。正直なところ、PHIとしては痛手ではありますが、JAXとしてはかなりいいムーブでしょう。キャラクターはもちろん、控えとして十分な力を持っていると思います。

今回はFAで獲得した9選手のうち6選手が記者会見をしていたので、そのまとめをしてみます。

公式のフル動画は以下になります。

www.youtube.com


Nick Mullens

Grant (Udinski)と過去3年間一緒に仕事をしてきたが、最初はただのアシスタントであった彼が、年を重ねるごとにより多くゲームプランニングに関わるようになり、そして今ここで一緒に働けることを嬉しく思っている。

Udinskiのオフェンスの特徴

彼は細部までこだわり、どんな質問にも詳細を含めた答えが返ってくる。説明が明確でわかりやすく、とても優れたコミュニケーターだ。

彼の、選手同士のマッチアップの作り方や選手をフリーにする戦術は非常に優れている。MINでの素晴らしい実績がJAXでどのように実を結ぶのかとても楽しみ。

JAXを選んだ理由

新しい環境で文化を築くチャンスはとても魅力的だった。Liam (Coen)のエネルギーも素晴らしく、さらにGrantとの関係性があり、システムへの理解があることも大きな理由の一つ。

Trevor Lawrenceについて

彼は成功に必要なツールを全て持っている。彼には「自分は君を全力でサポートするためにここにいる」と伝えた。自分自身、このシステムやコンセプトの理解度には自信があるし、どのように運用すればいいかもわかっている。その知識がTrevorやQBルーム全体にとってプラスになると確信している

Udinskiのアプローチ

システムのインストールはゼロから始まると思う。最初はフォーメーション、スナップカウント、モーションなど、基礎的な部分から始めて、その上で「Day 1 Concept」に入っていく。気づいたらインストールが完了しプレーが成立するようになっている。

Grantの哲学は、クリアなコミュニケーションと基礎からの徹底的な説明。それを土台に積み上げていくことで、QBルーム全体にとって非常に有益になる。またShane WaldronLiam CoenSpencer Whippleといった素晴らしいコーチも揃っているため、強固な基盤が作られるはず。

このシステムの難易度

一番のポイントは、どのポジションの選手もどこにでも配置できるという点。まるで巨大なパズルを組み立てるようなもので、すべてのピースを正しく配置して、ディフェンスにとって不利な状況を作り出す必要があるため、当然努力が必要。ハードワークが求められるため、QBにとっては負担が大きいが、Trevorもその楽しさを実感すると思う。

Dyami Brown

なぜJAXを選んだか

エージェントにすべて任せていたので、自分では特に何もしていない。これは自分にとって新しいプロセスなので、エージェントに任せた方がいいと思った。このチームの現状を考えるととても素晴らしい環境だと感じたため、ここに来ることを決めた。

JAXの魅力

このチームは今、文化が変わりつつある。それは、ちょうど昨年のWASと同じような状況であり、ここでも同じような変化が起こり、同時に大きなことを成し遂げることができると感じた。チーム全体が前進しようとしているし、この組織が求めるものを実現するために全員が勝利を目指している。そのために自分も貢献できると思っている。

BTJについて

本当に楽しみ。昨シーズンの彼の活躍は見ていたし、彼は闘争心のある選手だと思う。彼と並んでプレーすることで、お互いに競争しながら成長できると思う。2人が並んでオフェンスを作っていけば、大きなことを成し遂げられるはず。

JAXにもたらせるもの

”Dog Mentality”(闘争心溢れるメンタリティ)。もちろん、自分のスピードやディープスレットの能力について評価されることもある。でも、それ以上に自分は高い基準を持っていて、周りの選手にも同じように高い基準を求めていくつもり。チームがよりよくなるために、自分ができることはすべてやる。

出場機会について

まだまだ機会を得られていないが、これから。自分は与えられるチャンスを待つだけでなく、自分で掴みに行くつもり。まだまだ自分の持っているポテンシャルを見せていないので、それを証明するのが楽しみ。

昨年のプレーオフについて

チームの結束が強かった。お互いの意見をしっかり伝えあえたし、ロッカールームでのコミュニケーションも抜群だった。チームの基準がとても高く、選手主導で動いていたのがよかった。お互いを信頼し合い、試合を最後まで戦い抜く力があった。接戦の試合も多かったが、最後までやり切る力があったのは、その信頼関係のおかげだと思う。

Robert Hainsey

Liam Coenについて

去年Liamと一緒に仕事をするのが本当に楽しかったし、今年もまた彼と働けることを楽しみにしている。彼は選手の長所を生かすオフェンスを組み立てるのがとてもうまいので、今いるメンバーや、これからチームに加わる選手たちにとっても素晴らしいものになると思う。

スターターと控えの経験

自分は常にモチベーションをもって最善を尽くしたいと思っており、それはポジションがどうであれ変わることはない。チームが勝つために全力を尽くす。それは去年も今年も、そして今後も変わらない。自分自身を偽らず、最良の自分であり続けることが、このチームにとってプラスになると思っている。そして、他の選手を引っ張りながらも、自分も学び続けることが重要だと考えている。それが、偉大な選手・組織になるための道だと思う。

Lawrenceについて

今日初めて会ったが、本当に素晴らしい人だった。すこし話したが、彼は知識が豊富で優れた選手だと思う。自分はこのシステムを1年経験しているので、それが彼にとってプラスになればいいと思っているし、彼の知識から自分も多く学べるはず。これからオフシーズン、ミニキャンプ、トレーニングキャンプを通じて、一緒に成長していくのが楽しみ。OLとして、またチーム全体として、強い絆を築いていけると思う。

Liam Coenのアプローチについて

彼の素晴らしい点は、選手の強みを活かすことに徹していること。彼には理想のオフェンス像があると思うが、選手の得意なプレースタイルを無理に変えようとはしない。例えば、去年のTBでは当初そこまでギャップスキームを使う予定ではなかったと思うが、やってみたらすごくうまくいったので、そこにフォーカスするようになり、それがチームの強みになった。Liamは柔軟にシステムを適応させるのが得意で、それが成功につながると思う。

Coenの適応力について

それはコーチにとって非常に重要な資質だと思う。選手の意見を聞き、彼らを最大限に活かすことができる指導者こそが成功すると思う。多くのコーチが「選手を最適なポジションに配置することが自分の仕事だ」と言うが、Liamはそれを本当に実践している。今年、どんな新しい要素をオフェンスに加えるのか楽しみ。彼のシステムは選手にフィットするよう作られているため、自分もその中で成長できると思う。

Patrick Mekari

JAXに来る決め手

ここにはたくさんの新しい可能性とチャンスがあると感じたから。Rosterやコーチ陣を見て、彼らが何を目指しているのか聞いたとき、自分もその変化の一部になりたいと思った。そして、自分がチームに貢献できることを願っている。自分の役割を果たしたいし、試合に勝ちたい。それを成し遂げるつもりだ。

どのような貢献ができるか

とにかくプレーして勝ちたいという気持ちが強い。技術的な理解を深めたいし、コーチが求める技術や戦術、基本をしっかりマスターしたい。そして、ロッカールームでいいリーダーになりたい。チームを勝利に導くために貢献したいし、とにかく競争したい。どんな形であれ、チームが勝つための力になりたい。

OL内のポジションについて

どこでもプレーすることに抵抗はない。チームは自分をGとして起用するつもりだと思うが、自分はただ試合に勝ち、チームに貢献したい。

OLの全ポジションでプレー経験があることは誇りに思っている。あまり珍しいことではないかもしれないが、自分はフットボールの理解を深め、技術を身につけることに誇りを持っている。でもフィールドに立ったら、ただのフットボール選手であり、オフェンスラインマン。CであれGであれTであれ、それが自分のやるべき仕事。

JAXで勝てると感じる理由

信念と文化。全員が同じ考えを持っていて、同じメッセージを発信している。そして、エネルギーがすごくいい。新しいスタッフばかりだが、そのエネルギーはすごい。ここにきたとき、4勝13敗のチームだとは全く感じなかった。みんな勝つ準備ができているし、自分も準備ができている。

Jourdan Lewis

JAXにきた決め手

チームの文化を築き、再建の礎となることについて話し合った。自分は、そういった文化を作り上げること、チームの環境を変えることに関わる選手として知られたいと思っている。競争も好きだし、挑戦することも好きだから、ここは自分にとって完璧な場所だと感じた。NFLで自分の存在を証明し、JAXの文化を変えた選手の一人として知られるようになりたい。

DALとの決別を決めたタイミング

オフシーズンの度に「もしかしたらこれで最後かも」と思うことはあるが、今回は少し違う感覚があった。昨シーズンの自分の活躍によって、ようやく自分のプレースタイルが広く認められるようになったと感じた。もはや隠し切れない存在になり、チームに有利な契約(チームフレンドリーな契約)ばかりを提示されることもなくなったので、そろそろ潮時かもしれないと考えるようになった。

Liam Coenの第一印象

彼のエネルギーは他に類を見ないほど素晴らしい。自分に会えるのをとても楽しみにしてくれていたし、チームの文化を変えることについても話し合った。自分がその中心的な存在になれるというのは、とても興奮する。同じ目標を持ち、競争を楽しみながら文化を変えようとする仲間と一緒にプレーできることが本当に楽しみ。JAXというチームが全国的にどう見られているかを変えていきたい。

どのように文化改革に貢献するか

まずは自分がもつフットボール選手としての能力を最大限に発揮すること。試合に出場し、最高のパフォーマンスを見せる。そして、自分は少し口が達者な方なので、相手選手にもプレッシャーをかけていく(笑)。そうした自分のスタイルがチームにも波及し、チーム全体がよりアグレッシブで戦う集団になることを期待している。

ニッケルが多かったが

実はルーキーイヤーはアウトサイドCBとしてプレーしていた。ニッケルのポジションはNFLに入ってから覚えた。今ではそのポジションに馴染んだが、自分はどこでもプレーできる。S、CB、NCB、DL、LBまでなんでもこなせる(笑)。DALでは実際に数スナップ、LBとしてもプレーした。だから、自分はチームの求めるポジションで戦うことができる。

ニッケルに必要なもの

高いフットボールIQ。オフェンスが何を仕掛けてくるか、コーディネーターがどんな狙いを持っているかを理解することが大切。ランゲームとパスゲームの両方で相手の動きを読めることも重要。要は、より機敏なLBのような役割を担う。そのためには、スマートであること、プレーを理解する力を持つことが必要。

昨シーズンの注目のきっかけ

元DCのMike Zimmerがニッケルを非常に重視していたことが大きかった。彼の下でプレーすることで、より多くのプレーに関与できるようになった。以前はマッチディフェンスのシステムが中心だったが、彼の下ではブリッツなどにも積極的に関与し、自分の能力をより広く発揮できるようになった。

まだ成長の余地があるか

もちろん。自分はトレーニングに関しては狂ったように取り組んでいる。まるでコンバインを控えたルーキーのように練習している(笑)。このリーグでは年齢を重ねても成長できると信じている。実際、自分は大きなケガを乗り越え、それでも高いレベルでプレーし続けている。体をしっかりケアし、適切な食事をとり、トレーニングを怠らないことが、長くプレーするために必要なことだと思う。

Chuma Edogaについて

彼はプロ意識が非常に高い。どんな役割を求められても、それがローテーションの一員であれ、スターターであれ、常に準備を整えている。OLの重要なピースであり、まるでスパークフラグのような選手。

JAXの若いDBについて

ダラスでJarrianと一緒にトレーニングをしていた。彼は「今までベテランがいなかった」と言っていた。だから、自分がチームに来ると知った時、「成功のためなら何でもする」と言ってくれた。彼はとても貪欲に学ぼうとしているし、他の若いDBたちも同じだと思う。自分が持っている知識を彼らに伝え、彼らの成長を手助けすることが楽しみ。

なぜJAXが文化を変えられると確信したか

オフシーズンの動きを見ていて、チームが本気で文化を変えようとしていることが分かった。自分が最初の契約選手の一人だったことからも、彼らが重要視していることが伝わってきた。ここで、JAXが正しい方向へ進むための一員となれることが楽しみ。

Eric Murray

JAXを選んだ過程

FAはいつも予測不可能な展開になり、何が起こるかわからないが、幸運なことにJAXが声をかけてくれて、契約がまとまった。そして今ここにいることができてワクワクしている。

ディフェンスのコーチングスタッフについて

いくつかの異なるディフェンスの流れを組み合わせている印象。一部のコーチはGB出身でその影響を受けているし、自分がいたHOUのディフェンスと似ている部分もある。用語や細かい部分で若干の違いはあるが、基本的なスキームはかなり近い。

このディフェンスにもたらせるもの

自分の強みは「多様性」だと思う。ダウン近くでプレーすることもあれば、高い位置でのプレーやスロットでのプレーも経験している。フィールド上で多くのポジションをこなせるので、それが自分の大きな武器になると思う。

DBのリーダーシップについて

リーダーシップは重要だと考えている。HOUでも若いDBと一緒にプレーしていたし、ここでもチームメイトとしっかり団結して、お互いに成長できるような関係を築いていきたい。彼らが自分を頼れる存在として感じてくれたらうれしい。来年でNFL10年目になるため経験は豊富だし、いつでも相談に乗るつもり。

まとめ

JAXに新たに加わった選手たちの言葉から見えてきた共通点は以下の通り。

  1. 文化の変革への意欲
    どの選手もJAXがこれまでの文化を一新しようとしていることを理解しており、単にプレーするだけでなく、チームの変革の一員として貢献したい、という意志を感じました。特にLewisはその発言から非常に大きな役割を持つことが推測されます。
  2. 勝利への強い意志
    当然かもしれませんが、どの選手も目指すのは「チームの勝利」だと発言しています。チーム内でのチーム内での競争があること、スターターか控えに関わりなく最善を尽くすことも受け入れています。昨年のチーム成績にも関わらず、今のJAXが準備ができている、と感じていることは、今後の大きな変革の兆しを感じさせます。
  3. Coen率いるコーチ陣への信頼
    CoenUdinskiについて、適応力が高く、非常に優れたコミュニケーターであること、また凄まじいエネルギーがあることが強調されています。また、同じ目標に向いていることも感じているようでした。

それぞれが同様の発言をしている、ということは、チームとして全員が同じ目標を持ち、さらにそれを理解した上で、GMが適切な選手を連れてきている、ということではないでしょうか。もちろん戦力としてはまだまだですが、現時点では非常にいい傾向だと思っています。Baalke時代にはありえなかった流れだと思います。

この後も色々な動きがあると思いますが、今年はできるだけそれを追いかけていきたいと思います。