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NFL Jacksonville Jaguars(ジャクソンビルジャガーズ)の応援ブログ

【2025OTA】ポジションコーチインタビュー—ディフェンス—

先日に引き続いてディフェンスコーチのインタビューになります。ルーキーについても触れられていました。
※注意:以下は公式のインタビュー動画です。翻訳・要約はAIや翻訳ツールなども使いながら行っていますが、読みやすさや雰囲気を伝えるため、一部オリジナルの表現とは異なる箇所があります。
正確なニュアンスを知りたい方は、ぜひ動画本編をご覧ください。

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DBコーチ Anthony Perkins

Q 1 Caleb (Ransaw)のポジション変更と適応はどのように進んでいますか? [00:00]
A Calebは素晴らしい働きをしています。ドラフトプロセスの段階から、彼のスキルセットやテープでのプレーを見て、Sへの転向がうまくいくと期待していましたが、その期待を裏切っていません。彼は毎日、新たなことを学んでおり、リプレイごとに成長しています。他のS陣も同様に成長していますが、Calebは特に吸収が早いです。非常にアスレチックで、NFLでも高いポテンシャルを持っていると思います。今後ディフェンスのスキームの中で、彼がどのように成長していくかとても楽しみです。
Q 2 Travis (Hunter)がオフェンスとディフェンスを行き来するのはどれくらい大変ですか?特にメンタル面ではどう対応していますか? [00:43]
A 彼にとってどれだけ大変かは本人にしかわかりませんが、ここまで素晴らしい仕事をしてくれています。大学からNFLに移るだけでも大きな学びが必要ですが、彼はオフェンスとディフェンスの両方をこなしているので、彼のキャラクターやメンタルの強さを物語っていると思います。ミーティングルームでも理解が早く、MilusやアシスタントのDrew (Lascari)が個別でサポートしており、彼も積極的に吸収しています。両方のポジションでこれだけ適応できているのは、彼の人間性と選手としての素質を証明していると思いますし、実際にフィールドでのプレーを見ればその才能がわかります。彼がチームにいてくれて本当にうれしいですし、これからの成長が楽しみです。
Q 3 フィールドで彼を初めて見たとき、どんな印象を持ちましたか? [02:02]
A Calebと同じように、ドラフトプロセスの段階で彼の選手としての特徴やアスレチック能力、テープでのプレーは把握していました。非常にスムーズな動きと素晴らしいバースト力、優れた身体コントロール、卓越したボールスキルを持っています。それらは期待通りで、CBとして実際に起用してみると、まだ全てを理解していなくても、その持ち味がしっかり表れてきています。彼をチームに迎え入れられたことにワクワクしていますし、今シーズン、彼がどんな活躍を見せてくれるのかとても楽しみです。
Q 4 彼はまだすべてを理解していないとのことですが、フットボールIQや本能でうまく対処している場面はありますか? [02:51]
A ええ、もちろんです。彼は本当に優れたフットボールプレーヤーです。どんな状況でも成功する方法を見つけ出すタイプですね。先日コーンホール(豆袋(ビーンバッグ)をボードの穴に向かって投げて得点を競うアメリカのパーティーゲーム)のトーナメントをやったときも、ビーンバッグを次々に正確に投げ込んでいました。つまり、何をやっても成功するんです。彼の持っている生まれ持ったスキルが自然と発揮されていますし、これからも成長し続け、ディフェンスの理解も深め、私たちが求める技術面も磨き上げていくでしょう。これまでやってきたように、最終的には、彼は必ずプレーを決める選手になると確信しています。
Q 5 彼はいつも笑ったり冗談を言ったりして楽しそうにしていますか?常に楽しんでいるタイプですか? [03:41]
A 彼は本当に誠実な人間です。フィールドでは集中すべきときにしっかり集中していますが、チームメイトとのやり取りを見ていると、素晴らしいチームプレイヤーであることがよくわかります。ミーティングでもいつも目を輝かせて、やる気に満ちています。施設の中で私たちと接する彼と、外で皆さんが目にする彼はまったく同じ人間です。とても自然体で、自分に正直な素晴らしい人物だと思います。
Q 6 彼を嫌いになるのは難しいですよね? [04:20]
A ええ、間違いなくそうです。もし彼のことを嫌いだという人がいたら、それは信じられませんね。
Q 7 JAXが彼を獲得したとき、どれくらい興奮しましたか? [04:29]
A ものすごく興奮しました。ドラフトプロセスを通じて、彼がどれだけのアスリートであるか、両サイドのポジションで何ができるかを見ていましたし、彼がJAXに来ると聞いたときは本当にワクワクしました。

LBコーチ Tem Lukabu

Q 1 初めてのHCやコーディネーターがいる中で、今回のプロセスはどのようなものですか? [04:47]
A とてもワクワクしています。私にとっては、ゼロから何かを築き上げて自分たちの色を出していけるのが本当にクールで特別なことです。他のチームにいたときは、前年を振り返って改善点を探し、再構築するのが一般的でしたが、新しい環境だとそれがよりやりやすくなります。今は選手たちを知り、彼らが何に長けているかを理解し、これから作り上げるべき基盤を見つけていくプロセスを楽しんでいます。
Q 2 グループにはリターン組の選手も多くいますが、彼らから学ぶことについてはどう感じていますか? [05:44]
A とても素晴らしい経験です。私はオープンマインドでいることに誇りを持っていて、選手たちの声に耳を傾けることを大事にしています。選手たちは私たちよりも先に問題点を把握します。私たちは理論上理解し、経験を基に指導しますが、実際にフィールドに立っているのは彼らなので、問題が起こるのは彼らが最初です。そこから学ぶことは大きいですね。また、リターン組の選手たちも過去のやり方とは違う新しい方法にオープンで、前向きに取り組んでくれています。
Q 3 ディフェンスにおけるコミュニケーションは非常に重要ですが、特にこの時期、LBにどのように強調していますか? [06:32]
A 私たちはコミュニケーションを非常に重視しており、それを誇りに思っています。ディフェンスの全レベルで話し合いますが、特にLBルームでは最重要事項です。私たちにとっては生死に関わるほどの意味を持っています。選手たちもそれをしっかりと受け入れています。プレー中にコミュニケーションがうまくいかなかった場合は、私たちの責任であり、必ず正していきます。
Q 4 Jack Kiserについて、彼のどんな点が印象に残りましたか? [07:05]
A Jack Kiserはまず第一に非常に高い知性を持っています。問題解決能力やコミュニケーション能力に優れており、なおかつしっかりとタックルして相手を倒すことができるアスリートであり、優れたフットボールプレイヤーです。この組み合わせは簡単に手に入るものではありません。さらに、彼はチャンピオンシップチームでもそれを成し遂げました。彼が大学時代に示した能力は非常に印象的で、それは間違いなくNFLでも通用すると考えています。

DLコーチ Matt Edwards

Q 1 新しい環境で選手たちと関係を築く過程はどうですか? [07:54]
A とても楽しい時間を過ごしています。私がコーチを志した理由のひとつは、選手たちとの関係を築くことに価値を感じていたからです。選手時代が終わった後でも、ロッカールームでのあの一体感を忘れられず、コーチとしてそれに近いものを求めてきました。選手たちと施設外でも時間を過ごし、人としてどんな人物なのかを知ることができて素晴らしい経験です。このグループは楽しむことを知りながら、いざフィールドに出ればしっかりと働くので、本当にやりやすいです。
Q 2 ベテラン選手たちに頼る場面はありますか?グループをまとめる上でどう役立っていますか? [08:49]
A 素晴らしいベテランたちが揃っています。Arikは豊富な経験と知識を持っていますし、HamiltonOgbahSmootJoshといった選手たちも加わり、それぞれが異なる経験やプレースタイル、スキルセットを持っています。特に素晴らしいのは、彼らが若い選手たちを積極的に助けようとする姿勢です。コーチとしても、選手同士の学び合いが非常に重要だと考えています。時には、コーチよりもベテランからのアドバイスの方が響くこともあります。それはまったく問題ありませんし、私自身も選手たちから多くのことを学んでいます。
Q 3 SmootとのBUF時代の関係性について、彼をJAXに呼び戻すために何か働きかけはしましたか? [09:43]
A 人間性や能力、経験に加え、親しみやすさのある選手を加えるのは非常に重要なことです。彼は私が何を求めているかを理解していますし、私も彼がどんな選手かをよく知っています。多くの選手も彼のことを知っていたので、スムーズに受け入れられましたし、私自身も大歓迎でした。彼がチームにフィットすると確信していたので、その意見はしっかり伝えました。
Q 4 なぜJAXを選んだのですか?ここに来るまでの経緯を教えてください。 [10:45]
A ここは本当に素晴らしいチャンスだと感じたからです。ロスターの内容、ディビジョンの状況、そしてCoenが組み上げているスタッフを見て、ここに参加したいと思うのは自然な選択でした。

Senior Defensive Assistant Bill Sheridan

Q 1 どのような経緯でJAXに来たのですか? [11:08]
A Anthony Campanileと一緒にボストンカレッジで1年間だけ働いたことがきっかけです。彼が高校のコーチをしていた時から、私がコーチをしていたNYGのOTAやキャンプを見学に来たり、高校のクリニックで私が講演するときに顔を出してくれていました。その後、ボストンカレッジで一緒に働き、彼はミシガン大学に移りましたが、私は彼とずっと連絡を取り続けていました。彼のことは心から尊敬していますし、彼が今回のチャンスをくれたときに、迷わず参加したいと思いました。
Q 2 この仕事は人間関係が重要ですが、CampanileがDCとしてチームをまとめていくのを見てどう感じていますか? [12:15]
A 驚きはありません。彼がボストンカレッジにいた頃から情熱的で優れたフットボールコーチでしたが、ここで再び一緒に働き始めてから、彼がNFLでBrian FloresVic FangioJeff Hafleyといった素晴らしいディフェンスコーチたちのもとで経験を積んできたことがよくわかります。ここに来てまだ8週間ほどですが、最初の3週間で彼のフットボールIQが飛躍的に高まっているのを実感しました。10年前のボストンカレッジ時代とは比べ物にならない成長ぶりで、戦術的な面でも素晴らしいコーチになっています。
Q 3 選手たちは「Campanileはエネルギッシュで何を期待すべきかが分かる」と言っていますが、スタッフが新しくなると選手の信頼を得るのは難しい場合もあります。現時点で選手たちは信頼を寄せていると感じますか? [13:50]
A はい、確実にそう感じています。選手たちからもそのようなフィードバックを受けています。これもまた陳腐に聞こえるかもしれませんが、毎日のインストールミーティングでは、彼の熱意に私自身が胸を熱くしてしまうほどです。彼は自然に感情を込めて話し、選手たちを引き込んでいきます。もし私が選手だったら、椅子から飛び出して壁を突き破るくらいの気持ちになると思います。彼にとってはそれが自然体で、作られたものではありません。彼は素晴らしい人間性としっかりした価値観を持ち、何が正しく、何がタフネスであるかを理解しています。いつかNFLのヘッドコーチになると確信しています。

セカンダリーコーチ Ron Milus

Q 1 Hunterの持つプレーメイク能力について、どのように評価していますか? [15:17]
A 彼にはプレーを作り出す能力があり、その力はディフェンス全体、さらにはチーム全体にエネルギーを与えてくれます。先日の練習で彼が見せたプレーをビデオで見返したとき、サイドラインの反応に驚きました。あれこそが我々が求めているもので、ディフェンスでああいったプレーが出れば、チーム全体が活気づきます。彼はまさにそういう力を持った選手です。
Q 2 JAXが彼を獲得したとき、どれくらい興奮しましたか? [15:46]
A チーム全体が興奮していました。というのも、正直どんな選手か完全には分かっていませんでしたが、ディフェンスのテープを見ればプレーを決めているし、オフェンスのテープを見ても同様にプレーを作っていました。だからこそ彼に期待がかかります。高校でも大学でもハイレベルでそういったプレーをしてきた選手は、プロの舞台でもその力を発揮するものです。
Q 3 毎日練習に参加しているわけではない中でも、彼の持つナチュラルな能力が表れていると感じますか? [16:12]
A はい、それは全員が感じていると思います。まだ我々の技術をすべて身につけているわけではありませんが、彼の方向転換能力、ターンして走る力、ボールを見つけて競り合いの中でも守る力は本当に優れています。以前にも言いましたが、彼がフィールドにいると50/50のボールは実際には彼に有利な確率になります。それが彼がこのチームにいる理由の一つです。
Q 4 彼の起用法は進化しているように見えますが、特にWR中心と聞いています。その中でどのような活躍を期待していますか? [16:55]
A トレーニングキャンプが始まり、最初の2〜3週間を経る中で、どのような形になるかがもっと明確になってくると思います。彼はオフェンスでしっかりとした基盤を築いていくでしょうし、そこからディフェンスでも少しずつ起用できれば、必要な場面で彼を活かすことができると考えています。
Q 5 セカンダリーにはベテランと若手のバランスが取れており、多才な選手もいますが、それについてどのように感じていますか? [17:31]
A 今のチーム構成を見ると、昨年ニッケルを中心にプレーしていたJarrianを今年は少しアウトサイドでも起用してみようとしています。Jourdanもアウトサイドでどこまで対応できるかを見たいと考えています。この2人は、我々がポジションを柔軟に動かす予定の主な選手です。
一方、Tre (Prince)Busterは基本的にアウトサイドが適していますが、JarrianJourdanは状況に応じて動かせる多才な選手です。
Q 6 Tysonについて、今どのように評価していますか? [18:28]
A Tysonには良い意味で驚かされています。彼は素晴らしいアスリートで、サイズもスピードも兼ね備えています。もちろん、ボールスキルやキャッチ力の向上が課題として何度か話題に上がっていますが、彼はその改善に意欲的に取り組んでいます。ミーティングでも練習でもしっかりとした姿勢で取り組んでいて、今シーズンの活躍を期待しています。
Q 7 セカンダリールームでは、良い競争関係が築けていると感じますか? [18:56]
A はい、そう感じています。過去にいくつかの組織で働いてきましたが、今のこのグループには、勝利に貢献できる実力を備えたメンバーが揃っています。Jourdanはその経験でチームを助けてくれていますし、SのEricも同様です。JarrianTreといった昨年から在籍している若手も、2年目の飛躍が期待されています。我々には良いバランスの取れたニッチなグループが形成されています。
Q 8 Rayuan LaneJAX初のNavyからのドラフト指名選手であることについて、どれくらい誇らしく感じますか? [19:37]
A とても興奮しています。彼はFSUやその他の有名校でプレーしていたわけではありませんが、このレベルで、しかも高いレベルでプレーできる力を持っていることが明らかです。私たちは彼に大いに期待しています。
Q 9 Rayuan Laneの人柄について、彼の前コーチとも話されたとのことですが、どう感じていますか? [20:01]
A まったくその通りだと思います。私もこの組織に来たとき、選手たちのことをあまり知らなかったのですが、彼を含めて皆が本当に良い人間ばかりです。出勤するたびに、文句を言ったり、不満げな態度を取るような選手は一人もいません。皆がプロフェッショナルであり、彼もその流れの中にしっかりと溶け込んでいくと思います。きちんとした指導を受けながら、立派に成長していくことでしょう。
Q 10 Calebについて、違うポジションを任せる可能性もある中で、これまでの印象を教えてください。 [20:40]
A 彼はこれまで一度も遅刻したことがなく、非常に真面目な選手です。以前はニッケルとしてプレーしていましたが、現在はSに重点を置いています。我々も今のところ彼をそのポジションで起用する予定です。彼にはアスレチック能力があり、ボールスキルも備わっています。テープを見ていて特に気に入ったのは、彼のタフさと、スペースでのタックル能力です。そういったタックルは難しいですが、彼はそれができる選手です。今年、彼はチームにとって重要な存在になると期待しています。

まとめ

Hunterについてもやはりオフェンス中心でありながらも徐々にディフェンスでの機会が増えていきそうです。シーズン終盤にはディフェンスでもスターターとなっているかもしれませんね。

3巡のCaleb Ransawにも期待です。Sの経験はないもののコーチの話からは吸収が早いとのことなのでシーズン中にスターターを勝ち取るくらいになってくれたら嬉しいです。

他のCBについてもやっぱり現時点ではJarrianをアウトサイドのスターターとして考えている、ということでいいかもしれません。Lewisと入れ替わったりHunterが入ったりでかなり流動的にはなるのではないでしょうか。

OTA関連はこれにて終了で良いと思います。この前Armsteadの対談動画を見たんですが、ArmsteadがEDGEをプレーしたがっているとかそんな噂もありましたが、そこら辺の事情も話されていたので、次回はそれをまとめてみようかと思います。