Jaguars Note

NFL Jacksonville Jaguars(ジャクソンビルジャガーズ)の応援ブログ

Conference 5-2 NFC 3-2 Home 4-2 Away 4-2 Streak W3

【2025 Interview】12/1|Liam Coenー「選手が主導するチーム」こそ最終形ー

試合翌日の月曜日にLiam Coenがインタビューに臨み、TEN戦の詳細、チーム作りの哲学について語りました。
※注意:以下は公式のインタビュー動画です。翻訳・要約はAIや翻訳ツールなども使いながら行っていますが、読みやすさや雰囲気を伝えるため、一部オリジナルの表現とは異なる箇所があります。
正確なニュアンスを知りたい方は、ぜひ動画本編をご覧ください。

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Liam Coen

Q 1 LAR戦とHOU戦での敗戦後、チームは全く別の方向に進む可能性もありました。なぜチームは逆の方向へ進むことができたのでしょうか?チームの構成やスタッフについて、過去を乗り越えて前進し、現在のような成果を上げることを可能にした要因は何だとお考えですか? [00:01]
A チームとして、そしてスタッフとの結束がより強まったからだと思います。全員がまだ比較的新しい関係の中で、多くの面で自分たちを証明しようとしています。役割や責任において初めての経験をするスタッフも多いですし、以前からこのチームにいた選手たちも、物語を変えようと努力しています。私たちには才能があることを示そうとしています。このリーグには才能あるチームがたくさんありますが、重要なのは逆境にどう対応するか、毎日どう仕事に向き合うか、そして厳しい敗戦の後にどう立ち直り、プレーする準備を整えるかです。それを目の当たりにするのは素晴らしいことです。毎週「1勝0敗」を目指し、その結果を見るという姿勢ですが、平日のプロセスや、施設内でのリーダーシップ、コーチと選手が協力し合う姿が関係していると思います。私たちがどこを目指し、何が目標なのかについて、選手とコーチが同じページにいるというコラボレーションが、厳しい時期にもつながりと信念を持ち続けることにつながったのだと思います。
Q 2 厳しい時期において、説明責任を果たしつつも、過去の出来事にこだわりすぎたり、責任のなすりつけ合いをしなかったことも要因でしょうか? [01:54]
A ええ、それは素晴らしい指摘です。実際、私たちはそのことについてよく話し合いました。説明責任と、ある種の自己嫌悪の間には紙一重のラインがあります。責任を取ることは大切ですが、選手であれコーチであれ、自分自身を責めすぎると間違った方向に進んでしまうこともあります。それは人生において悪いことが起きた時に陥りやすい「ラビットホール(深み)」のようなものです。選手やコーチたちが「よし、あれは私たちの責任だ、私の責任だ」と認め、個々に受け止めた上で、「さあ、修正して次に進もう」と切り替える能力が重要です。私たちは常に「選手ではなく、プレーをコーチする」ように心がけています。誰もがミスから学ぶことができますし、ミスをしたからといってベンチに下げられるわけではありません。長いNFLシーズンを通して、人々が学び成長できるように、自分たち自身に「猶予」を与えることも必要だと思います。それが重要なメッセージです。
Q 3 昨日の試合でTrevor Lawrenceはフィールド中央へのパスで大きな成功を収めていました。シーズンの早い段階と比べて少し増えたように見えましたが、これはゲームプランによるものですか? それとも彼が中央にいる味方に対してより自信を持てるようになったからでしょうか? [03:26]
A LAC戦の時も似たようなことを言われていましたよね。2週間前もフィールド中央での成功があったので、特に新しいことではありません。相手のカバレッジがそうさせたのです。彼らは多くのカバー2やタンパ2をプレーしていました。カバレッジは通常、どこを攻撃すべきかを決定づけます。「今週は真ん中に投げよう」とか「外に投げよう」と決めて試合に臨むわけではなく、カバレッジが攻撃すべきゾーンや操作すべきエリアを教えてくれます。たまたま彼らがフィールド中央で少しソフトなゾーンを敷いていたため、そこを利用することができました。しかしご指摘の通り、彼はフィールド中央へのパスが非常に正確で、それがいくつかの「キャッチ・アンド・ラン」につながりました。今年は50ヤードのパスが最長だったと思いますが、キャッチ・アンド・ランの機会が得られたのは素晴らしいことでした。まだ取り切れていない部分もありますが、相手のカバレッジが最終的に私たちがボールを運ぼうとする場所を決定づけたのだと思います。
Q 4 試合後、TENの選手の一人が、小競り合いの中でLogan Cookeに「殺すぞ」と脅されたと言っており、それが少し話題になっています。これが一線を越えていると思うか、それとも試合中にはよくあることなのか、どう思われますか? [05:06]
A 試合中の選手からそんな言葉は、おそらく100回くらい聞いたことがありますよ。だから、どうでもいいことです。
Q 5 当初の目標は明らかに12月に重要な試合をすることでしたが、今それが現実になっています。このチームがどのように成長し、あなたがその先頭に立ってきたかを見て、今シーズンはどのようなものだと感じていますか? [05:34]
A 最終的には、チームが本質的に「選手主導」になることを望むものです。日々のスケジュールや施設の運営、そういった構造の中でのリーダーシップを持ってほしいと考えます。ある時点で選手たちがそれを引き継ぎ、私はまだその立場にいますが、彼らにリードする自由を与え、彼ららしさを発揮させ、性格を出させるようにしたいのです。アシスタントコーチたちも含め、全員の強みや「スーパーパワー」が成功の要因であってほしいです。選手たちの個性が発揮され、楽しみながらも「エッジ(闘争心)」を持ってプレーしているのが見て取れます。ディフェンスではCampyの個性が見えますし、それは見ていて楽しいものです。選手たちがそれを大切にし、証明すべきものがあり、チームに「エッジ」があることは、テープを見れば3つのフェーズ全てで明らかです。コーチとして望むのはそういうことです。「素晴らしいスキームでしたね」と言われるよりも、「選手たちが全力を出し切ってプレーしていましたね」と言われる方が、コーチとして最高の褒め言葉だと思います。
Q 6 Trevor Lawrenceについてですが、あなたの目から見て、あれは彼にとって今年最高の試合でしたか? [07:41]
A どうでしょう、全体を通して見直してみる必要があります。他の試合と比較もしなければなりませんが、明らかに際立っていたのはボールセキュリティ、ボールを大切にしていたことです。後半は少し不利なダウン&ディスタンスになってしまい、パスゲームを思うように展開できませんでしたが、前半の爆発力や効率性は良かったと思います。15ヤード以上のパスなどで効率的でしたし、彼はゲームをうまくマネジメントしていたと思います。
Q 7 怪我について、特に脳震盪プロトコルにいる選手についてはコメントできないのは承知していますが、OLが傷んでいる中で、RGに入ったWyattと、LTのColeについてどう思われましたか? 今後彼らでいく必要がある場合の自信のほどは? [08:36]
A フロントは最高とは言えませんでしたが、まあまあのプレーはできました。相手のフロントにも良い選手がいて非常に困難でしたが、チームとして前進するためにはフロントがもっと良くならなければなりません。しかし、Coleが複数の役割に入り、私たちにとってスイスアーミーナイフのような存在でいてくれることは本当に助かります。そしてWyattも成長し続けています。他の誰と同じように彼もやり直したいプレーはあるでしょうが、同地区対決という重要な試合で意味のあるレップを得ることは非常に重要ですし、現時点で彼はできるだけ多くのレップを必要としています。
Q 8 少し話題がそれますが、友人のJon Sumrallがフロリダ大学の仕事を得たことについてコメントいただけますか? [09:46]
A Jon Sumrallに対しては、コーチとして、人として、そしてリーダーとして、多大な敬意を持っています。彼は情熱と競争心に溢れています。長くディフェンスのコーチをしてきましたが、3つのフェーズ全てにおいて広い視野でゲームを見ていますし、良いフットボールを理解しています。リクルートも非常に熱心です。実は2021年にレキシントンで彼の家を買ったんですよ。彼と彼の家族は本当に完璧なフィットだと思います。生粋のSECの人間ですし、彼については良いことしか言えません。この職業において私が尊敬している人物の一人です。近くに住むことになるので、彼と話す機会があるのは嬉しいですね。
Q 9 キックオフでのLeQuint Allenのプレーですが、あのようなファンブルフォースを見たことがありますか? また、彼はオフシーズンに話していた「JAXのDNA」や「無形の豊かさ(intangibly rich)」といった要素を体現していると言えるでしょうか? [11:07]
A まさにその通りです。彼のプレーは素晴らしかったです。ブースにいるJon DykemaShane Waldronたちがしっかりと見ていてくれて、素晴らしいチャレンジをしてくれました。私は良い位置にいましたが、ボールが出たタイミングが完全には見えなかったので。しかし、彼が見せた努力、そしてHeathLuke率いるスペシャルチームのグループが続けている努力は素晴らしいです。LeQuintはまさに「Jaguarであること」の意味を体現しています。彼は先ほどスタッフミーティングに顔を出してましたが、本当にフットボールを愛し、競争を愛し、チームメイトを愛しています。仲間のためなら何でもする男です。それが彼のプレーや努力に表れています。誰もがそれを見ていますし、それが「努力」や「笛が鳴り終わるまでプレーする」という基準を高め続けてくれています。
Q 10 文化作りについてですが、才能があっても勝てないチームはたくさんあります。しかしこのチームは、Dennis GardeckJakobi Meyersのような特定のタイプの選手を求めてきたように見えます。A)その「違い」とは何でしょうか? B)Ryan Stamperを派遣して「この選手が私たちのやろうとしていることに合うか見てきてくれ」といった形で彼が関与しているのでしょうか? [12:36]
A 確かに私たちが最終的に探し求めている選手の「型」というものがあり、この施設内にはそういった選手が多くいます。それこそが私たちが今の位置に到達できた理由です。外部に目を向けて動きをする際も、「無形の豊かさ(intangibly rich)」な選手であることは、私たちが探している条件の一つです。身長、体重、スピードといった特性ももちろん良いですが、私たちにとっては「その選手にとってゲームがどれだけ理にかなっているか」「ゲームが彼にとってどれだけ重要か」という点がより重要です。そういった決定をする際には、その部分を見極めようとしています。人事面について言えば、Jamesがそのビジョンを取り入れ、素晴らしい仕事をしてくれています。私たちはこのリーグで何が機能するかについて非常に一致していますし、LARで何年もそれを見てきました。外から選手を見つける機会がある時、Jamesは素晴らしい仕事をしています。
Q 11 間違いなく、スカウティングは決定プロセスの大きな部分を占めていますね。身長、体重、スピード、垂直跳び、そういった全てが。しかし、もう一つの小さな要素は、「その選手がJAXにふさわしい人物かどうか」ということですよね? [14:25]
A その通りです。ええ、それが究極です。「ボールがプレーできるか? フットボールを理解しているか? センスがあるか?」ということです。アスレチックな特性とはまた別の話です。このリーグは育成リーグではなく、「今すぐ勝たなければならない」リーグです。コーチが選手を育成する時間があるとは限りません。もちろん育成は私たちの仕事の一部であり続けるべきですが、フットボールが理にかなっていて、1回か2回教えれば理解し、同じミスを繰り返さない選手、そういう選手を間違いなく探しています。