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NFL Jacksonville Jaguars(ジャクソンビルジャガーズ)の応援ブログ

Conference 4-2 NFC 3-2 Home 4-2 Away 3-2 Streak W2

【2025 Press Conference】9/24 Liam CoenーSF戦への視点:「勝ち方を知る相手」にどう挑むかー

現地9/24にLiam Coenがメディア対応を行いました。強豪であるSFとの一戦を控える中で、チームの状態や選手の起用法、対戦相手への分析まで、非常に内容の濃い記者会見が行われました。
※注意:以下は公式のプレスカンファレンス動画です。翻訳・要約はAIや翻訳ツールなども使いながら行っていますが、読みやすさや雰囲気を伝えるため、一部オリジナルの表現とは異なる箇所があります。
正確なニュアンスを知りたい方は、ぜひ動画本編をご覧ください。

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Liam Coen

Q 1 怪我について何か最新情報はありますか? [0:00]
A 現時点では特に情報はありません。今日のInjury Reportで詳細をお知らせする予定です。長期離脱かどうかも、今のところはっきりとは言えません。
Q 2 Kyle Shanahanのチームと対戦するうえで特にどんな難しさがありますか? [0:15]
A 彼のチームは本当に三つのフェーズすべてでよく鍛えられています。オフェンスでは、ワイドゾーンを中心にギャップ系やアウトサイドのランも織り交ぜており、フォーメーションやブーツ、プレイアクションを使って“ランの錯覚”を生み出すのが非常に巧みです。Kyleにはオフェンスだけでなく、コーチとしての能力にも大きな敬意を持っています。LAR時代から彼のチームとは何度も戦ってきました。ディフェンスも非常にアグレッシブで、前週対戦したディフェンスと似ていて、ボールへの反応やFred Warnerのボール奪取など非常に勢いがあります。スペシャルチームも同様で、Brant Boyerの指導のもと、ディフェンスやオフェンスと同じようにフィジカルで組織的に動いています。本当に尊敬に値するチームです。
Q 3 Fred Warnerがこのリーグで特別な存在である理由は何でしょうか? [1:31]
A まず彼の運動能力とリーチの長さが際立っています。それに加えて、様々なスキームを素早く読み取る力があります。非常に我慢強くプレーし、自分のスピードや方向転換能力を活かして、ゾーンカバレッジの中でも的確にパスゲームを読み、プレーを決めることができます。私は彼と長年対戦してきましたが、そのプレースタイルには大きな敬意を持っています。試合では、常に彼にブロックを当てておかないといけない――それほど危険な選手です。
Q 4 昨年TB時代にSFとの対戦から得た一番の教訓は何ですか? [2:09]
A あの試合ではランがほとんど出ませんでしたし、Mike EvansChris GodwinJalen McMillanなど主力が何人も欠場していて、かなり厳しい状況でした。でもBakerが最後にチャンスを作ってくれてレッドゾーンまで攻め込みました。ただ、タッチダウンには至らずフィールドゴールで終わり、逆に相手に2ミニッツドライブで決められてしまいました。印象に残っているのは、とにかく彼らのフィジカルさです。今回も非常に激しい試合になると思いますし彼らは全く慌てません。スーパーボウルやカンファレンスチャンピオンシップにも出場してきた経験がありますし、「勝ち方」を知っているチームです。今季も怪我人が出ながら3勝0敗というのは、チーム文化や練習の質を示していると思います。去年の試合では自分たちもハードに戦ったと思いますが、パスゲームで十分に相手を脅かすことができず、それが勝敗を分けたと感じています。
Q 5 SFは基本的に4メンラッシュのチームですが、Trevorにはどれくらいの規律が求められるのでしょうか? [3:29]
A 非常に大きな規律が求められます。というのも、彼らのスキームは「4人だけでプレッシャーをかけてくるから、あなたたちは我慢できるか?」という問いかけのようなものです。つまり、12〜15ヤードの範囲で地道にプレーを積み重ねていく必要があり、それに飽きて不用意な攻めをしてしまうと相手の思うツボになります。彼らはNFLで最も多くクォーターズやカバー6などのシェルカバレッジを使っているチームで、ここ3試合もその傾向が強く見られます。そのため、プレーコーラーやQBには「辛抱強さ」と「正確さ」が求められ、与えられたものを着実に取っていく必要があります。もちろん、時にはディープを狙うチャンスもあり、それを活かして相手にシングルハイのような形にさせることでさらに展開を広げたいですね。ただ基本的には「爆発的なプレーは与えない」というのが彼らの哲学で、10〜11プレーかけて進まなければならないような長いドライブでの成功率を下げて、得点よりもパントに追い込もうという狙いがあるのです。
Q 6 Travis Hunterは、ラインの位置取りやモーションなどの理解に関してどれくらい仕上がっているのでしょうか? [5:11]
A 正直に言えば、少し遅れています。ただ、それは彼の責任だけではなく、我々ももっと彼をサポートする必要があると感じています。試合後にTravisとしっかり話をして、「どうやったらもっとプレーしやすくなるか」を共有しました。彼は今、本当にたくさんのことを学んでいる最中です。そのため、我々としても、彼が余計な動きをしなくても済むような配置を考えるなど、もう少し工夫してあげるべきだと思っています。例えば先日の試合では、アウトカットのパスをキャッチして何人もかわす素晴らしいプレーがありました。あのように、彼が自由にプレーできる状況を作るのが我々の役目でもあります。もちろん彼自身も努力していますが、こちらももっと助けるべきです。
Q 7 月曜日に「オフェンスの得意な形を見極めるには時間が必要」と話していましたが、現時点ではどのくらい掴めてきていますか? [6:04]
A 少しずつ見えてきたと思っています。最初の2試合や先週土曜日にもその片鱗は見られました。特に試合序盤のタッチダウンドライブでは、自分たちが目指すレベルでのオフェンス運営ができていたと思います。パスの精度やキャッチなど、細かな部分をしっかり決めていけば、よりバランスの取れた実行力が出せるはずです。先週の試合では、相手が自分たちの強みであるランを封じに来ましたが、そこでパスゲームでの“お返し”ができませんでした。だからこそ、今は「自分たちがパスゲームで何を最も得意としているのか」を見極めているところです。同時に、ランスキームについても「相手に合わせる」ではなく、「自分たちの強みを押し通す」姿勢が必要です。要するに、“自分たちのスタイル”を確立することが今の課題です。
Q 8 西海岸遠征に向けて、何か懸念はありますか? [7:09]
A 特に個人的な懸念はありませんが、5時間のフライトがあるので、選手たちのリズムを崩さないようにスケジュールを調整しています。なるべくイーストコースト時間でのルーティンを維持するようにしていて、その影響を最小限に抑えたいと考えています。対戦相手がSFのような強豪であれば選手たちも自然とモチベーションは高まるはずです。大事なのは、長時間の移動・水分補給・睡眠といった面をしっかり管理して、「仕事としての遠征」という意識を持ってもらうことです。そのため、スケジュール面ではやや工夫をしています。土曜日の朝をいつもより早くスタートして、そのまま現地に向かい、到着後にミーティングを行う予定です。そして、時差の関係で体内時計的には深夜になるので、門限や就寝時間も早めに設定しています。できる限り通常のリズムを保つことを最優先にしています。
Q 9 Hunterの起用法は、他ポジションの負傷状況とは別に考えているのでしょうか? [8:36]
A 現時点では、Hunterはオフェンスとディフェンスそれぞれで1つのポジションに専念しています。そのため、他ポジションの怪我によって彼の役割が大きく変わることはありません。実際に試合中に起きたのは、他の選手がポジションを調整してZレシーバーを務めたというだけで、Hunterの起用法自体はほぼ変わっていません。したがって、彼の使い方はあまり流動的にはなっていないと考えています。
Q 10 Hunterがオフェンスで役割を広げていくのは今シーズン終了後まで待つ形になりますか? [9:07]
A 今の段階で「ZもXも12パーソネルも全部覚えてくれ」と言うのは、彼にとってフェアではないと思っています。まずは、FレシーバーとCBという、こちらが求めている役割をしっかり遂行できるようにするのが最優先です。ただし、彼がこれから成長していく中で徐々に役割が広がっていくのは間違いないと感じています。今はそのための基盤を固めている段階です。
Q 11 Dyamiが負傷したことでParkerの出場機会が増えましたが、彼の起用についてどう考えていますか? [9:36]
A Parkerに対する信頼はまったく揺らいでいません。もちろん、あのドロップの瞬間はうれしい出来事ではなかったですが、彼自身が強く責任を感じており、毎日ハードに練習に取り組んでいます。先週の練習は、JAXに来てから最高の内容だったと言っていいと思います。私からのメッセージはシンプルで、「前に進もう」ということです。彼はいい映像を残しているし、正しいことを積み重ねています。だからこそ、ああいったプレーは“たまたま”だったと思いたいですし、これからに期待しています。
Q 12 映像を見返して、ドロップの原因は何か掴めましたか? [10:25]
A まだはっきりとは特定できていませんが、一つ言えるのは、ボールを体で受け止めるのではなく、もっと手で積極的に取りにいく必要があるということです。私たちは常に「ボールを目の前で通させないように」と教えていて、インブレイカーでもアウトブレイカーでも、自分の体を横切らせないようにキャッチする意識が大切です。つまり、ボールが近くに来たときに、手を伸ばして“取りに行く”動作が重要です。これを徹底するために、ウォークスルーでもボールを使って練習しています。例えば、ランプレーのあとジョギングで戻ってくる際にも、ボールを投げてキャッチ練習を続けています。 こうした積み重ねで、選手たちの自信を高めていきたいです。オフェンスが機能するためには、そうしたプレーを確実に決める必要がありますから。
Q 13 Juszczykのような選手がフィールドに戻って“ベース”のフォーメーションでプレーすることで、攻撃の多様性はどう変わってきますか? [11:29]
A 非常に多才な選手ですね。彼がHarvardにいた頃に、私がBrownでコーチをしていて対戦しましたが、当時からTE、スロットWR、ワイルドキャットのQBなど、様々なポジションでダイナミックなプレーをしていました。このリーグで長年にわたりFBとして活躍しているのは本当に素晴らしいことです。LBにリードブロックしたり、サイドから回り込んでSやCBをブロックしたりと、その運動能力を生かしたプレーができるのは彼ならではです。また、ランのフォーメーションに見せかけて、彼をパスゲームで“こっそり”使うこともできるので非常に厄介です。過去には3rdダウンでパスプロテクターとして起用されることもありましたし、本当に多くのバリエーションが考えられる選手です。プレーヤーとして深く敬意を持っています。
Q 14 ダウンフィールドでのチャンスを活かすために、オフェンスとして必要なことは何でしょうか? [12:31]
A それはまず、この練習場で起こらなければなりません。つまり、まずは練習でしっかり決めきることが大事で、それができれば試合でも自然と結果が出てくるはずです。
Q 15 今週Brock Purdyが出場すると予想していますか? [12:46]
A 正直なところ、まだ分かりません。今はどちらのシナリオにも備えて準備しています。2人のQBはプレースタイルがまったく違いますが、Brockはあのオフェンスを非常に高いレベルで動かせる選手です。彼はオフスケジュールでもプレーを作れますし、視線をしっかりダウンフィールドに向けたまま逃げたり、何もなければ自ら走ることもできます。ですから、どちらのケースでも対応できるように準備を進めていますし、どんな展開になってもチームは対応できるはずです。
Q 16 Nick Bosaの怪我に関連して、SFが代わりに起用している若いDLの選手たちについて、どのような印象を持っていますか? [13:22]
A HuffMykel Williamsのような選手たちは、本当に優れたプレーヤーです。特にエッジでの起用は、以前Joey?がいたポジションでもあり、非常に重要です。Huffはスピードとラッシュで多彩にゲームへ影響を与えており、明らかなパスシチュエーションではかなり脅威になります。Williamsは現在、彼らにとって毎ダウン出場できる選手となっていて、体格も大きく、前線でのコーチングスタイル――つまり「QBに向かう途中でランを止める」スタイル――に非常によくフィットしています。TEに対してもフィジカルにプレーできる選手です。もちろんBosaの怪我は誰にとっても望ましくありません。彼はとてもダイナミックな選手ですし、どんな選手であっても怪我は見たくないものです。でも、彼らの代わりとなる若手たちも十分に実力があり、こちらとしても油断できません。
Q 17 今日のベースディフェンスでGardeckの出場が多かったですが、彼がCampの求める守備にフィットする理由は何でしょうか? [14:23]
A まず彼のプレースタイルが挙げられます。彼はとにかく粘り強くボールを追いかける選手です。ここ3週間で、怪我からの復帰後少しずつ調子を上げてきているのが見て取れます。彼はパスラッシュもある程度できる選手ですが、TEに正面からぶつかってプレーを崩したり、スペースでの対応力もあります。キャリアを通じてスペシャルチームで活躍してきた選手で、ARIではラッシュだけでなく、ドロップバックしてインターセプトやチップにも絡んでいました。Dennisのようなプレーヤーのプレースタイルにはずっと敬意を持っています。彼はプロとしての意識が高く、身体のケアも含めて日々の準備を徹底していて、その努力がより多くの出場機会につながっていると思います。そして今、チームの勝利に貢献できる選手になりつつあります。