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NFL Jacksonville Jaguars(ジャクソンビルジャガーズ)の応援ブログ

【2025 Press Conference】Week5 vs KC | Liam Coenー逆境を乗り越えた“タフネス”と“勝利への執念”ー

先週に引き続き激闘を制したJAXのHC Liam Coenが試合直後に会見に臨みました。Coenも話の中で言っている通り、何よりも勝ちたいという気持ちがこの結果を生んだんだと思います。まだ未熟なチームではありますが、この勝ちたい、という気持ちに関しては正直今年はどこにも負けない気がしています。
※注意:以下は公式のプレスカンファレンス動画です。翻訳・要約はAIや翻訳ツールなども使いながら行っていますが、読みやすさや雰囲気を伝えるため、一部オリジナルの表現とは異なる箇所があります。
正確なニュアンスを知りたい方は、ぜひ動画本編をご覧ください。

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Liam Coen

Q 1 14点ビハインドの状況で、チームはどのように逆境を乗り越えましたか?また、この試合はあなたにとってどのような意味を持つ内容でしたか? [0:00]
A チームとして話し合ったテーマが「逆境への対応」でした。完璧な内容ではありませんでしたが、このチームが持つ「粘り強さ」こそが本当に誇れる部分だと思います。14点差をつけられても誰も慌てることなく、集中を切らさずに戦い続けました。試合の序盤こそ、大舞台ということでやや固さも見られましたが、早い段階で立て直し、諦めずに反撃を仕掛けました。ハーフタイム後にはDevin Lloydが再び大きなプレーで流れを引き寄せてくれました。オフェンス・ディフェンス・スペシャルチームの三つのフェーズすべてが、試合に影響を与えたと思います。まだ修正点は多くありますが、このチームの「タフさ」と「しぶとさ」は本当に誇りに思っています。
Q 2 試合最後のタッチダウンの瞬間、どんなことが頭をよぎりましたか? [1:01]
A 最初に思ったのは「ボールを捨ててくれ」でした。踏まれてしまって崩れたプレーだったので、「頼む、投げ捨てて次のダウンにしよう」と思ったんです。でも、そこからの彼のプレーは驚異的でした。地面に倒れかけた状態から立ち上がって、2回、3回とタックルをかわし、ディフェンダーを振り払ってそのままエンドゾーンへ走り込んだ。まさに信じられないような個人技でした。もちろん、もっとクリーンに処理してもらいたいという気持ちもありますが、結局は勝つことが一番大事です。あの場面で彼が見せたタフさには本当に誇りを感じます。
Q 3 ここ数試合のディフェンスにおけるDevin Lloydの存在とはどんなものでしょうか? [1:45]
A 彼はまさに「プレーメイカー」です。毎日少しずつ着実に成長し続けていて、その姿はトレーニングキャンプからシーズンを通して、すべて映像に残っています。Devinのような選手は、競争力やリーダーシップでもチームを引っ張ってくれますし、施設内でも堂々と胸を張って歩いている。今の彼にはそれだけの自信と理由があります。今回もゼロブリッツの中で、彼はOLを内側に引き寄せるために見せかけてから、パス強度の高いサイドにポップアウトして、再び重要な場面で信じられないようなプレーを見せてくれました。Devinのことを本当に誇りに思います。
Q 4 今日の試合を通じて、Trevorについて新たに気づいたことや、これまで確信が持てなかった部分はありましたか? [2:31]
A 彼が競争心の強い選手であることは以前から知っていました。短い期間ながら一緒に過ごした中でもそう感じていましたし、過去の試合でも逆転劇を見せていて、そこはすごく尊敬しています。でも今夜は、彼が脚を使ってゲインを重ねたり、走りながらヒットを受ける中でもプレーし続けたり、そういった面が際立っていました。サイドライン際のBTへの重要なパス、そしてDyamiへの左サイドラインへのビッグスローでレッドゾーンまで前進させてくれました。最後はちょっと変わった形で終わりましたが、彼は「絶対に負けたくない」という強い意志を持っていたと思います。まさにそれがすべてです。彼は「負けるつもりがなかった」。その強い気持ちが、今回のような信じられない個人技を生み出したんだと思いますし、これがチームに勢いを与えてくれることを願っています。
Q 5 KCに勝ったことで、リーグに対して「本物のチームだ」と示す結果になったと思いますか?それとも、あまり大きく捉えすぎないようにしていますか? [3:28]
A 今日は「勝った」という事実がまず大きいです。チームにとっても、組織全体にとっても非常に重要な瞬間でした。ただ、まだ60分間クリーンなフットボールはできていません。もちろん常に完璧というのは難しいですが、ペナルティは多少減らせました。それでも、オペレーション面での課題はまだ残っていて、そこは悔しいところです。ただ今夜の試合では、部分的にはよりクリーンなプレーができたとも感じています。とはいえ、まだまだテープを見て修正すべき点はたくさんありますし、今週は短い準備期間なので、しっかり対応しないといけません。今週の動き次第で、今のチームの立ち位置がさらに見えてくると思います。ただ、この勝利は本当に大きな意味があります。特に「1ポゼッション差の試合」に勝てたというのが大きいです。KCは過去に接戦をものにしてきたチームで、昨シーズンはそれが自分たちにとって苦手な部分でした。だからこそ、選手たちの頑張りを誇りに思います。
Q 6 試合序盤で「目を見開いたような表情」が見られたとのことですが、これは相手や舞台の大きさを意識しすぎた結果だと思いますか? [4:27]
A いいえ、彼らは単純にテンションがかなり高かったんです。試合前のロッカールームなんて本当にすごかったですよ。自分が何か言う必要すらなくて、Foyeがチームに声をかけてくれました。選手たちはとにかく「気合い入りすぎ」でした。恐れていたわけではなく、むしろその場の雰囲気や高揚感に気持ちが入りすぎていたと思います。その結果として、ここ数週間よりもタックルミスが目立ったのは、少し気持ちが空回りしてコントロールが効かなくなっていた証拠かもしれません。
Q 7 TrevorThomasへのパスについて、元QBの視点から見てどれほど高度なプレーだったのでしょうか? [5:13]
A あれは非常に高度なパスでした。ダブルムーブを使ったプレーで、BTへのアンダーポンプのような動きから始まりました。フォーメーションはバウンダリー側にセットして、モーションでカバレッジを確認。結果的にシングルハイのセーフティを引き出せました。 Trevorはポストのミドルを視線で引きつけ、その後、まさに完璧な位置にボールを投げ込みました。オーバーザショルダーで、まさに「あの瞬間、あの場所にしか投げられない」ボールでした。彼か、誰もキャッチできないか、という理想的なボール配置でした。 チームとしてこれまで爆発的なパス攻撃を見せられていませんでしたが、このプレー、Dyamiへのスローも含めて、今夜は一歩前進できたと思います。特に最後のドライブではTrevorは非常に落ち着いていて、クールそのものでした。
Q 8 前半にTrevorがスニークでターンオーバーを喫した場面について、気持ちを立て直すサポートは必要でしたか? [6:03]
A いいえ、特に立て直す必要はありませんでした。時にはうまくいかないこともあります。あのスニークプレーについては、いわゆる「Tush Push」の形になっていたので、上に飛び越えるべきではなかったという点は学びの一つになりました。でも、Trevorに心配している様子は全く見られませんでした。むしろ、試合を通してサイドラインでも「闘志むき出し」の姿勢が印象的でした。物事が思うように進まないことに対して、悔しさを感じているようでしたが、誰かを責めることは一切なく、指を指すような態度も見られませんでした。むしろ、彼は試合終盤の重要な場面でしっかりとチームを引っ張る活躍を見せてくれました。
Q 9 Monday Night Footballという舞台は、あなたにとってどんな意味がありますか?子どもの頃に見ていた中で印象に残っている実況や試合はありますか? [6:48]
A 特に記憶に残っているのは、Brett Favreが父親を亡くした直後に出場したMonday Night Footballの試合です。サイドライン際で奇跡的にパスが通ったあのプレーは、今でも強く印象に残っています。自分は小さい頃からずっとNFLを見て育ってきましたし、Monday Night Footballも毎週のように見ていました。これまでにも何度か月曜夜の試合でコーチとして指揮を執る機会がありましたが、しばらく勝利がなかったんです。昨年も同じ相手とTBでプライムタイムの試合を戦って、惜しくも勝てませんでした。だからこそ今回こうしてこの舞台で勝てたことは自分にとっても素晴らしい瞬間ですし、何よりもこのコーチングスタッフと選手たちを誇りに思います。
Q 10 Brianの終盤でのキャッチとエンドゾーンでのパスインターフェア獲得について、彼の粘り強さについてどう評価していますか? [7:36]
A 彼は一日中ずっと集中していました。序盤にいくつかプレーを決めてくれましたが、その後はリズムがうまくつかめず、なかなか彼らにボールを渡すことができませんでした。でも、レシーバー陣全体で見ると、それぞれがしっかり役割を果たしてくれました。特にBTは、試合終盤にあの重要なプレーでエンドゾーンでの反則を誘い、さらに序盤にも大きなキャッチを決めてくれました。Travis Hunterも何度も好プレーを見せてくれましたし、Parker Washingtonはタッチダウンを記録、Dyamiもキャッチで貢献してくれました。このグループ全体が、勝利に向けて大きなプレーを積み重ねてくれました。次のステップは、この試合で得た自信を活かして、レシーバー陣とQBがさらにパス攻撃を高めていくことです。
Q 11 Brentonが途中で離脱しながらも、HunterThomas Jr.へのパスが合計144ヤードとシーズン最多となり、オフェンス全体としてもバランスを保っていた印象です。0-14からのスタートでも慌てることなく進められた要因は何でしょうか? [8:24]
A 私たちのオフェンスは常に「バランスを保つこと」を意識しています。もちろん、試合展開や相手のディフェンスによってランとパスの比率は変動しますが、この試合でも可能な限り方針を崩さないように努めました。相手はミッドゾーンのランをよく止めてきたので、外側を狙うプレーにシフトしました。その結果、試合全体で100ヤード以上のランを記録できたのは収穫でしたし、ランを継続する意義はありました。 OLは引き続き高いレベルでプロテクションを提供してくれており、必要な場面でのランにも対応できています。Trevorも脚を使って大きく貢献してくれました。もちろん完璧とは言えませんが、レッドゾーンと3rdダウンでの成果には満足しています。レッドゾーンでは1回上から潰されましたが、それがなければ4/4で決めていたはずですし、3rdダウン成功率も今季最高だったと思います。この試合に向けて特に力を入れていた部分だったので、結果が出たのは嬉しいです。

ロッカールームにて

ロッカールームでのCoenの勝利のスピーチです。最高です。何回でも見られます。

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みんな、レジリエンス(粘り強さ)ってやつを語ろうか。14点差で負けていたのに、1プレーずつ積み上げて逆転したんだ。Devin Lloydもすごかったよな?

でも考えてみてくれ。オフェンス、ディフェンス、スペシャルチーム——すべてのフェーズがこの試合で大きな影響を与えたんだ。そう、全部だ。俺たちのプレーはいつも“美しい”とは言えない。でもな、いいか?勝つって最高に気持ちいいんだ。本当に最高の気分だ。正直に言おう。このリーグで勝つのは簡単じゃない。簡単なんかじゃない。でも、こうして一歩ずつ前に進み続けている。俺たちは全力で戦ってるんだ。それが現実だ。全力で戦えば、きっといいことが起きる。

みんなを誇りに思う。素晴らしい機会だったよ。チームにとっても、ファンにとっても。みんな、このチャレンジにしっかり応えてくれた。誇らしいよ。そしてまた来週もチャンスがある。ブロックを積み重ねるように、また一歩前進しよう。これは俺たちのチームの物語だ。細かいところは直していこう。でも本当にみんなを誇りに思う。全力で戦う姿勢を誇りに思うし、みんなのコーチであることを誇りに思う。ああ、その通りだ。みんなのコーチでいられることが誇りだ。よくやった!

LawrenceへのHappy Birthday合唱)

よくやった、みんな!楽しかったな。短い準備期間だったけど、最高だった。この勢いを続けよう。しっかり回復して、また行こう。みんなを愛してる。感謝してるよ。